「何に見える？」あなたが“他人に心を開くタイミング”がわかる心理テスト

心を開くと言いますが、あなたは実際に自分がいつ心を開いたのかわかりますか？きっといつの間にか心を開いていたという人が多いでしょう。でも必ず心を開いたタイミングがあるはずです。あなたが“心を開くタイミング”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.がま口

2.ハイタッチする手

3.カチューシャ

4.アーチ

図形ががま口に見えた人は、長い時間かけて信頼を積み重ねたときに心を開くようです。心を開くまでにかなりの時間を要しているのではないでしょうか。だからこそ、あなたが心を開いている相手は、あなたがかなり信頼を寄せている相手と言ってよさそうです。

このタイプの人は、慎重で警戒心も強く、他人に簡単に心を開くようなことはしないでしょう。表面的には親しそうに見えても、必ずどこかしっかりとした壁を作ったまま接しているはずです。じっくりと時間をかけて、相手が信頼のおける人物なのかを見極めてから最後の壁を取り払うのでしょう。

あなたがなかなか心を開かないことに気づいて離れていってしまう人もいるかもしれません。ふとした拍子に壁を感じて、寂しく感じている人もいるでしょう。それでも安易に心を開かないのが、あなたが長年培ってきた他人との関わり方なのではないでしょうか。

図形がハイタッチする手に見えた人は、出会ったときに心を開くようです。さすがに通りすがりの人にまで心を開くようなことはしませんが、目を見て挨拶して関係が生まれた時点で、すでに心を開いてしまっているのではないでしょうか。

このタイプの人は、人懐こく天真爛漫なところがあり、結構安易に心を開いてしまいやすいでしょう。ニコニコしながら近づいてくる人は、みんないい人だと思ってしまう安直さを持っていそうです。そのため、警戒心が全くなく、すぐに心を開いて本音で語り合ってしまうのでしょう。

危なっかしく、すぐ騙されてしまうというリスクはありそうです。ただ、あまりにもあっさり心を開いてくれることで、相手も思わず心を開いてしまうというメリットがあるかもしれません。誰とでもすぐに打ち解けるすごい力を持った人ではないでしょうか。

図形がカチューシャに見えた人は、相手が開いたときに心を開くようです。相手が自分に本音で語ってくれたと感じたときに、それに応えるように心を開いていることが多いのではないでしょうか。自分から積極的に開くことはしない人でしょう。

このタイプの人は、従順で空気をとても読む人かもしれません。律儀なところもありますので、相手が心を開いてくれたと感じ取れば、お返しに自分も心を開こうとするでしょう。相手だけ開かせておいて、自分は壁を作ったままなんてことはしない人かもしれません。

だからこそ、相手が心を開かないうちは、あなたも開かず、お互いの関係は変わりようがないまま平行線を辿っていきそうです。もし相手に心を開いてほしいと思うのであれば、あなたから心を開くとよいのかもしれません。

図形がアーチに見えた人は、心が弱ったときに心を開くようです。自分が弱ってしまい、誰かに寄りかかりたい気持ちになったときに、いつもは開いていない心を開くのではないでしょうか。あなたにとってはうっかり開いてしまったように感じられるかもしれません。

このタイプの人は、しっかり者で強気な性格をしているでしょう。頼られることも多く、あなた自身が周りに弱音を吐いたりすることはあまりないのではないでしょうか。だからこそ、自分の弱い部分には鍵をして開かないようにしていることが多いのかもしれません。

ただ、弱ったときにはどうしても、そこが緩んで開きやすくはなるでしょう。心が弱ったときに心を誰かに開くことができるのは幸せなことです。それすらできなかったら、あなた自身がもっと追い込まれてしまうでしょう。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！