ある投稿者が、テレビのバラエティー番組の放送動画を引用しながらX(旧Twitter)上で「スタバデートで冷めれる瞬間がこれ」とポストした内容が、いまSNSで大きな話題となっています。投稿者は「スタバでのサイズ呼称が独特なのは有名だけど、相手が普通に“ラージ”って頼んでいるだけで冷めちゃう」と指摘し、「別れるほどではないけど、スタバのサイズを『ラージ』『ミディアム』って言われると『え……』って思う」と、テレビ番組の映像を例に挙げて疑問を投げかけました。
この投稿に対しては、「確かにスタバならではの『トール』『グランデ』『ベンティ』を使ってほしい」という声がある一方、「正直そこまで細かいことを気にしなくてもいいのでは?」と反論する声も多数。些細な“こだわり”が恋の温度を急降下させるのか、それとも単なる神経質な意見なのか――SNS上では賛否が激しくぶつかり合っている状況です。今回は、この“スタバデートで冷める瞬間”に関する賛成・反対それぞれの声を大きく三つずつに分けてご紹介します。
「ダサい? それとも非常識?『ラージ』注文に敏感になるワケ」
まずは、「相手のスタバサイズ呼称が合わないと冷める」という投稿に共感を示す賛成派の声を、三つの視点でまとめました。
“スタバならでは”を共有してほしい
スタバで『ラージ』って言ってる人を見ると『ちゃんとしたサイズ名を知らないんだ…』って思って冷める
独自のサイズ表記がスタバの魅力だから、『ラージ』は違和感しかない。初心者感が出過ぎてダサいかも
店員さんには伝わるけど、一緒にいる側としては『そこはトールって言おうよ』と思う
スタバを「オシャレとこだわりの空間」と捉える人にとっては、“スタバならでは”を共有できない相手に一気に興味を失うことがあるようです。
デートの特別感が半減するから
『ラージで』なんて注文されたら、カジュアルすぎてデートの特別感が半減する
スタバ通かどうかはともかく、デート相手のセンスを疑っちゃう瞬間ってあるよね
細かいようだけど、こういうことで価値観のズレを感じると一気に冷める
オーダーの場面が意外と人となりを映し出すという意見。デートだからこそ、スマートな振る舞いを求める人は少なくありません。
“センス”を測る物差しのひとつになるから
「女性目線ではこういう小さな違和感って侮れない。共感できる人は多いはず」
「男性にはピンとこないかもしれないけど、『なんか違う』と思う瞬間が冷めるきっかけになる」
「スタバのサイズ呼称とか、ちょっとした文化的ルールを知ってるかどうかって、意外と重要かも」
男性からすれば「そんなことで?」と思うかもしれませんが、女性にとっては“センス”を測る物差しのひとつになっている模様です。
そこまで言う?『スタバサイズ』に縛られない自由な声
次に、「ラージと注文する人を否定するなんて神経質すぎる」と反発する意見を、こちらも三つの視点で見てみましょう。
何を頼もうが本人の自由じゃない?
「正直、店員さんが分かれば問題ないんじゃない?『ラージ』でも十分伝わるし」
「スタバ独自の言い方を強要するほうが違和感ある。何を頼もうが本人の自由でしょ」
「サイズ表記なんてみんなが覚えてるわけじゃない。そこを責めるのは酷いよね」
スタバのサイズ名はたしかに独特ですが、伝われば問題ないという発想。そのため、この程度で冷めるという感覚に首をかしげる人が多いようです。
もっと相手の中身を見てほしい。基準が厳しすぎる
こんな細かいことで気持ちが冷めるなんて、期待しすぎじゃない?
デートならもっと相手の中身を見たほうがいい。呼称で判断するのは極端だと思う
スタバならではの用語を知らないだけで冷めるって、基準が厳しすぎる
「どれだけ相手に注文をつけるの?」と感じる人々の声が目立ちます。相手が配慮すべき点と、そこまで重要でない点を分けて考えるべきではという意見です。
『ラージ』ってむしろ一般的な呼び方
「『ラージ』ってむしろ一般的な呼び方だし、そんなことで別れようとするのは理解不能」
「スタバ初心者を切り捨てる風潮は嫌だな。誰だって最初は分からないことがある」
「デートの成功はほかの要素で決まるし、サイズ呼称にこだわりすぎじゃない?」
「ラージ」という表現はファストフードなどで使われる一般的な呼称なので、それだけで恋が冷めるのは極端すぎるという意見も後を絶ちません。
「スタバデート、結局どうなの? 些細なこだわりが映す恋模様」
今回の投稿をめぐる炎上から浮かび上がったのは、「スタバ特有の文化に共感してほしい」という人と、「そんな些末な点はどうでもいい」という人の明確な分断でした。前者にとっては、オシャレを楽しむ場だからこそサイズ呼称に気を使ってほしいのであり、後者にとっては「言い方よりも中身が大事」という考え方が強いようです。
結局、スタバデートにおいてサイズの呼び方は単なる一例に過ぎません。そこには「相手へのこだわり」が強く表れる人と、あくまで自由や個性を尊重する人の価値観のズレが投影されているのかもしれません。テレビ番組のバラエティー映像を引用してまで語られるこの話題は、細かな部分まで合う相手を求めたいのか、それとも大らかに受けとめられるのか――恋愛観の違いを浮き彫りにしたとも言えるでしょう。
あなたはどう考えますか? スタバで「ラージ」と頼むかどうかは取るに足らない問題か、それともセンスを映す大切なポイントか。小さなこだわりが大きなドラマを生むのは、恋愛の面白さでもあり、難しさでもあるのかもしれません。