「何に見える？」あなたが“コントロール出来ない感情”がわかる心理テスト

人によって、コントロールが難しいと感じる感情は異なります。それを知っておく事で、多少なりとも感情に振り回される場面を減らせるのではないでしょうか。あなたがコントロール出来ない感情は何でしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.家

2.クレヨン

3.壁に掛けた絵画

4.サーカスのテント

図形が家に見えた人がコントロール出来ない感情は、悲しみかもしれません。多種多様な感情の中でも、特に悲しみに支配される時間が長く、コントロールが難しいと感じているのではないでしょうか。

このタイプの人は、繊細で、人一倍傷つきやすい人かもしれません。ゆえに日常生活でも傷つき体験が多くなり、人より多くの悲しみを経験してきたのかもしれません。思考がネガティブよりで、悲しみから抜け出す事もあまり上手くないのではないでしょうか。

繊細さ自体を無理に変えようとしなくても大丈夫でしょう。そこはあなたの良さでもあります。悲しみに支配される時間を少なくするために変えるべきは、ネガティブな考え方のクセだと考えてみましょう。同じ出来事でも捉え方によって「傷つき」が減るはずです。

図形がクレヨンに見えた人がコントロール出来ない感情は、嫉妬かもしれません。多種多様な感情の中でも、特に嫉妬に支配される時間が長く、コントロールが難しいと感じているのではないでしょうか。

このタイプの人は、承認欲求と劣等感が強い人かもしれません。周囲から認められたい気持ちが人一倍強いのではないでしょうか。ですが、劣等感が強く自分で自分を認められていないために、常に周囲と比べ、嫉妬心に苦しめられているのではないでしょうか。

他人に認められたい気持ちがあるのは自然な事です。ですが、常に他人と自分を比べ嫉妬心を抱えているのは苦しいのではないでしょうか。嫉妬心をコントロールするには、自分で自分を認める気持ち、つまり自己肯定感を育てていく事が大切です。

図形が壁に掛けた絵画に見えた人がコントロール出来ない感情は、怒りかもしれません。多種多様な感情の中でも、特に怒りに支配される時間が長く、コントロールが難しいと感じているのではないでしょうか。

このタイプの人は、ストレスをため込みやすい人かもしれません。周囲から見たあなたは、努力家で、気遣いも出来る優秀な人なのではないでしょうか。一方で、オンオフの切り替えがあまり上手くなく、たまりやすいストレスが怒りを引き起こしているのかもしれません。

私たちは誰しも、ストレスがたまり、精神的に余裕がなくなるとイライラしやすくなるでしょう。ゆえに怒りに支配される時間を少なくするためには、原因であるストレスを上手に解消してあげる事が大切なのではないでしょうか。自分なりのリフレッシュ法を見つけ、こまめにトライしましょう。

図形がサーカスのテントに見えた人がコントロール出来ない感情は、好奇心かもしれません。多種多様な感情の中でも、特に好奇心に支配される時間が長く、コントロールが難しいと感じているのではないでしょうか。

このタイプの人は、刺激を求める気持ちが強く、変化のない事が非常に苦手な人かもしれません。そのため、日常に少しでも退屈さを感じたら、好奇心の赴くままに新たな刺激を求めて行動しているのではないでしょうか。

好奇心自体は決して悪いものではありません。ですが場合によっては、平凡な日常やこれまで積み上げてきたものを壊しかねない危うさも孕んでいます。好奇心がコントロール出来ないような感覚を抱いたら、まずは身近な相手に相談してみると良いかもしれません。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届け出来ればと思います！