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大人が意外とわからない算数「48×375の答えは?」→簡単な解き方あります!

  • 2024.2.9
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桁数が多いかけ算は苦手という方も多いのではないでしょうか。

今回は、一見複雑に見えるかけ算の問題を簡単に解く方法をご紹介します。

この問題を通じて、計算の楽しさを一緒に味わってみましょう!

問題

48×375を計算してください。

2桁と3桁のかけ算ですが、まずは答えを出してみましょう。

答えは出ましたか?

 

答えは「18,000」です!

解説

この問題の答えは「18,000」です。

この計算を簡単にするためのポイントは、数を分解して再構成することです。

まず、48と375を扱いやすい数に分解します。

48は「6×8」、375は「125×3」と分解できます。

これにより、元の問題は次のように変形されます。

48×375
= 6×8×125×3

次に、これらの数を再構成して計算します。

6と3を掛け合わせると18になり、8×125を掛け合わせると1000になります。

これらを再び掛け合わせると、次のようになります。

6×3 = 18
8×125 = 1000
18×1000 = 18000

このように、大きな数を小さな数に分解し再構成することで、計算を簡単にすることができます。

ちなみに「8×125 = 1000」は、計算の工夫でよく使われます。計算結果が1000になるので、その後の計算もしやすくなりますよね。

125の倍数を覚えておくだけで、この工夫に気が付きやすくなりますよ!

125×2=250
125×3=375
125×4=500
125×5=625
125×6=750
125×7=875
125×8=1000

まとめ

「48×375」という一見手ごわい問題も、数学を工夫することで簡単に答えが出せます。

大きな数字を扱いやすい小さな単位に分解し、それらを組み合わせることでシンプルな計算になります。

ぜひ他の問題にも挑戦してみましょう!

 

※解き方は複数ある場合がございます


監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」