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『薬屋のひとりごと』薬オタクの猫猫(マオマオ)、ある“遺言事件”を紐解くことができるのか…?!

  • 2024.2.3

大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。名前は、猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件―。
息子たちに技術を継承しないまま亡くなってしまった、宮廷御用達の彫金細工師。壬氏に頼まれ調査をはじめた猫猫は、形見や作業小屋の間取りの謎に気付き…。

形見と遺言に残された父親からのメッセージとは…

あるとき壬氏から猫猫に話が。聞くと、宮廷御用達の彫金細工師が、弟子である3人の息子たちに技術を継承しないまま死んでしまったらしい。父親が残した遺言には形見分けの品が書かれており、長男には離れの作業小屋、次男には細工の施された家具、三男には金魚鉢が渡されたとのこと。そして“皆、昔のように茶会でもするといい”とだけ言い残したといいます。

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(C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

調査を頼まれた猫猫は、意味深な遺言と格差のある形見分けに疑問を持ちながら、馬閃とともに息子たちの家へ訪ねました。作業小屋の変わった家具の配置や窓の位置、棚の上の跡について少し違和感を覚える猫猫。

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(C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

家を案内してくれた愛想のいい三男とは違い、無愛想な長男と次男。次男は形見のタンスについて「鍵はひとつしかないし鍵穴に入らない」「形見をもらった意味がない」と言い、長男も「小屋をもらってもタンスが動かせないんじゃ邪魔でしかたない」と不満げ。三男は兄ふたりに「おやじは僕たちに…」となにか言いかけるも意見を言えず、冷めた様子の三兄弟。

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(C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

お茶が出されると窓の光を避けるような定位置についた三兄弟を見て、何かに気付いた様子の猫猫。
昔と同じように、窓の前に水を入れた金魚鉢を置き、絵柄を正面に合わせると…なんと太陽の光が、金魚鉢の絵柄からひと筋の光となって現れました!するとその光はタンスの鍵穴に当たり、焼ける音が。そして先ほど開かなかった鍵でタンスを開けることができ、その中には上3段の引き出しを開ける鍵が入っていました。

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(C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

上の引き出しに入っていたのは鉛と錫(すず)。「なにがみんな仲良くだ」「結局おやじの最後のいたずらに振り回されて終わりかよ」「やってらんねえ」と残念がる兄ふたりに対し、父親の意図を理解できている様子の三男。猫猫も「引き出しに入っていた鉛と錫、もうひとつの塊を合わせることで新しい金属ができるとすれば…」「大きさの違う引き出しは配合の比率に関係しているのかも…」と考察するも、「これ以上口出しする必要はない」と、その後は三男に託しました。

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(C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

父親の意図を汲み取った三男は、兄ふたりに「おやじは僕たち兄弟に仲良くしてほしくて遺言を残したんだ」「僕はこれからも兄さんたちと一緒にやっていきたい」と本当の気持ちを伝えます。そして兄たちから特別に可愛がれていたと思われていた三男は、父親が兄たちのことを信頼していたと話しました。

その後、三男は後継者になって宮廷に出す細工を扱うことになり、兄ふたりは職人から足を洗うことにしたものの、それぞれ別の方面から家業を支えていくことにしたとのこと。
今回も事件解決へと見事に一役を果たした猫猫でした!

番組はこちら

薬屋のひとりごと
[タイトル]#16『鉛』
[配信日時]2024年1月27日
大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。名前は、猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。


【(C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 】
ABEMA放送情報:
『薬屋のひとりごと』の最新話は、「ABEMAアニメチャンネル」にて毎週土曜日夜26時30分よりを無料放送。放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。

※記事内の情報は執筆時点の情報です。