『薬屋のひとりごと』稀代の毒好き娘・猫猫、“ナゾの海藻”で事件を解決なるか…？！

大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。名前は、猫猫（マオマオ）。花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件―。
15話では、高順から「フグを食べて昏睡状態になった官僚がいる」と相談されますが、料理にはフグが使われていなかったとのこと。猫猫は真実を確かめるために官僚の家へ…。

フグが使われていないのに食中毒…！？

ある日、高順から古い事件の資料を渡される猫猫。それは、10年前に商家でフグのナマスにあたって食中毒が起きたというものでしたが、最近これと似た事件が起きたそうで、官僚がフグのナマスを食べて昏睡状態に陥っているといいます。
しかしおかしなことに、今回も前の事件も料理人は「フグを調理に使っていない」と言い張っているというのです…！

次の日、ナマスには海藻を使っていたということがわかり、猫猫は真実解明のため無愛想な武官の馬閃とともに官僚の家の厨房へと向かいました。猫猫が厨房の中を見ていると突然、「勝手に入るな！出ていけ」と鬼の形相で駆けつけた男性が。昏睡状態である官僚の弟なのだそう。
「確認は取っている」と馬閃が説明したあと「何か不都合でも？」と問うと、舌打ちをし焦った様子の弟は、いかにも怪しげな様子…。

謎の海藻で猫猫真相解明か

厨房の棚に置かれた壺に入っていた海藻をこっそり持って帰ってきた猫猫。「海藻が採れる時期にはまだ早い」と不思議に思い調べたところ、これは食べる習慣のない南方から持ち込まれたものでした。普段使っている種類で毒のはずがないと言われていましたが、この海藻は石灰水に漬ける必要があり、漬けていないと毒となってしまうのだそう。
実験として、石灰水に漬けていないものを嬉しそうに飲み込む猫猫でしたが、すぐに吐き出させられてしまいます…！

食べる習慣がない南方から取り寄せたのであれば危険性が高いのは当たり前。つまり、誰が取り寄せたのかが問題であるとみんなに伝え、猫猫の役目は終了しました。
結局犯人は、倒れた役人の弟だったという。動機は、次男の自分がないがしろにされて長男を邪魔に思ったからだそう…！しかし、そんな浅はかな理由で殺人を犯そうとした男がどうやって海藻の毒を知ったのでしょう。酒場で横に座った客から偶然教わったといいますが、果たして…。

終始怪しげな羅漢の真意とは…？

「ウマが合わない相手がいて…」と疲れた姿を見せる壬氏。羅漢という名前で、“頭の切れる軍部の高官で変人”だと猫猫に話します。

ある日壬氏の元へやってきた羅漢は、昔お気に入りだった妓女がいたことを話しはじめます。その妓女を諦めきれなかったため、羅漢は少々汚い手を使ったとのこと。しかしこの詳細を話す前に「頼みたいことがある」と言う羅漢。

実は知人である宮廷御用達の彫金細工師が、後継者を指名しないまま死んでしまったそう。3人の子どもにも秘伝の技術を伝えぬまま逝ってしまったことが不憫だと語ります。そして「思わせぶりな遺言が何かの手がかりだと思うが引っかかっていてね」と壬氏に話す羅漢。
そこで「その秘伝の技術を知る術がないか」「頭の回るそちらの下女が調べてくれやしないものかと」と謎解きが得意な猫猫にお願いしたいことを伝えます。

終始不審な表情を浮かべる羅漢でしたが、その真意とは一体なんなのか…。

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薬屋のひとりごと
［タイトル］#15『鱠』
［配信日時］2024年1月21日
大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。名前は、猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。

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【(C)日向夏・主婦の友インフォス／「薬屋のひとりごと」製作委員会】
ABEMA放送情報：
『薬屋のひとりごと』の最新話は、「ABEMAアニメチャンネル」にて毎週土曜日夜26時30分よりを無料放送。放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。

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