メイクをする際に使う、メイクブラシやスポンジ、パフといったメイク道具。みなさんは、使い終わった後にどのようにお手入れをしていますか?「肌の調子が悪い」「なんだかメイクがのらない」その原因、もしかしたらメイク道具にあるかもしれません。
そこで今回は、意外と知られていないメイク道具の正しい洗い方を紹介します。きれいな肌を保つためには、まず道具をきれいにしましょう!
パフとスポンジは「使ったら洗う」が理想
パフやスポンジについたメイク汚れや皮脂は、時間とともに雑菌となり、肌荒れやトラブルの原因になりかねません。そのため、パフは1回使ったら洗うのが理想です。
【パフ・スポンジの正しい洗い方】
- ぬるま湯にパフ・スポンジを浸したら、中性洗剤をつけて軽く泡立てながら優しく揉み洗いをします。
- パフ・スポンジを揉んだときに泡がまったく出なくなるまでしっかりすすぎ、完全に水が透明になるまで繰り返しましょう。
- パフ・スポンジの水分を拭き取ったら、通気性のいい環境で立てかけて干しましょう。外に干すとホコリがついてしまう可能性が高いので、室内で干すのがおすすめ。
パフを使っている時に、表面にゴワつきを感じたり、なんか肌あたりが不快だと思ったら、捨てどきになるので、そうなったら買い換えてくださいね。
ブラシは使うごとに「優しく汚れを拭き取る」が◎
メイクブラシは、毎回洗う必要はありません!しかし毎日のメイク後は、ティッシュペーパーなどにメイクブラシを軽く押し当てて、優しく汚れを拭き取ると◎。メイクブラシは頻繁に洗い過ぎると、逆に摩擦による抜け毛や傷み、菌が増殖する可能性があるため、2ヶ月〜3ヶ月に1度、洗うのが理想です。
【メイクブラシの正しい洗い方】
- 毛が傷まないように、ぬるま湯で濡らします。
- 中性洗剤の中でメイクブラシを軽く振り、汚れを浮かせます。
- 汚れが浮かんで濁ってきたら、きれいなぬるま湯に取り替えます。中性洗剤の泡や汚れが浮かばなくなるまで、ぬるま湯を取り換えてメイクブラシを振りながら汚れを浮かせます。
- 中性洗剤の泡や汚れが完全に取れたら、メイクブラシを手で軽く絞ります。
- 乾いた清潔なタオルで、メイクブラシの形を崩さないように水分を十分に吸い取ります。
乾かすときのポイントは、メイクブラシは縦向きに立たせるのではなく、横向きにするのがおすすめ。タオルを敷いた上に「横向き」にし、自然乾燥をさせるのがおすすめですよ。
洗剤は家にあるもので代用可能!
パフ専用の洗剤を使わなくても、中性洗剤が含まれるものであれば、代用可能です。家にあるものを使って、ぜひ正しい洗い方を実践してみてくださいね。
【代用可能アイテム】
- 液状タイプの食器用洗剤
- オシャレ着洗剤
- 固形石鹸
- ボディーソープ
- 顔用のクレンジング剤
きれいな肌を保つために、メイク道具もきれいにしよう!
きれいな肌を守るためには、メイク道具も定期的にお手入れをすることがとても大切です。お手入れしたメイク道具を使えば、メイクの仕上がりもワンランクアップも夢じゃないので、ぜひ実践してみてくださいね。
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ライター:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram:@reikonohmi)
頑張った分だけ結果が出る「美容」が好きで、化粧品検定1級を取得。温泉ソムリエ、メディカルハーブコーディネーターなど美容に纏わる資格を多数取得。現在は、コスメコンシェルジュアンバサダーとして活動中。ツヤ肌メイク好きで、新作コスメはとにかくまずは試したい派。SNSにて「美」を基軸とした発信を行い、美容と健康の追求を得意とする。