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和紙で『キツネ』を作る猛者現る。あまりに”モフモフな質感”に「すごい」と称賛のコメント

  • 2024.1.4

折り紙や切り紙など、日本には紙を活用した繊細なアートがたくさんあります。中には「身近にある紙でこんなものができるの!?」と驚いてしまうような繊細な作品も。

多数の和紙アートを制作しているきりがみパパ(@PKirigami)さんが、和紙でこしらえたある「モフモフの動物」をX(旧Twitter)上に投稿したところ、「もふもふで可愛い!」「赴き深い!」などのコメントと2.5万いいね(2023/12/27時点)が集まり話題になっています。

きりがみパパさんが投稿したのはいったいどのような作品だったのでしょうか?

その画像がこちら!

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出典:きりがみパパ 切り折り紙(@PKirigami)さん
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出典:きりがみパパ 切り折り紙(@PKirigami)さん

和紙の毛羽立ちがキツネの毛並みにそっくり!

きりがみパパさんが今回作ったのは、手のひらにちょこんと乗ってしまうサイズのキツネ。和紙をちぎったり切り抜いたりして作られていますが、ちぎった際にできる和紙のフワッとした切り口がキツネの毛並みとして活用されています

モフモフで柔らかそうな見た目はキタキツネそのもの!

「紙でこんな風にキツネの毛並みを再現できるなんて!」と見とれてしまうような素敵な投稿でした。

理想の毛並みの再現を目指し試行錯誤した日々

こちらの投稿をなさったきりがみパパさんに、このエピソードについて詳しくお話をお伺いしました!

---ふわふわ感が可愛らしいです!こちらを作成する上で工夫したこと、難しかった点など教えていただけると幸いです。

狐の毛の感じを出すために『和紙をちぎる』という方法を、ちぎり絵の絵本をヒントに思いつきました。ですが実際にやってみると、思い通りにちぎれず、失敗の連続でした」

---この素晴らしい毛並みは試行錯誤の賜物だったのですね! その後、成功に至るまでの過程もお聞かせいただけますか?

「和紙にも様々な種類があり、厚みや材質によってちぎりやすさや毛羽立ち具合に違いがあることに気づきました。それから試行錯誤を繰り返した結果、満足のいく和紙を見つけることができました。ちぎり方にもコツがあり、初めにちぎりたい方向に折り目をつけることで、狙い通りにちぎれるようになってきました」

---妥協せずに理想を追い求める姿に感銘を受けました。完成形をご覧になって、ご自身でどのような感想を持たれましたか?

「初めて和紙のキツネが完成した時は、『思い描いていた理想通りの毛の感じが出せた!』と感動したのを覚えています。それと同時に自分の創作活動の新しい道がひらけた気がしました」

---このキツネは、きりがみパパさんにとってある種の到達点であると共に、新しいステージの最初の1歩でもあるのですね! 素晴らしいエピソードをありがとうございました。

キツネらしい毛並みの再現に「可愛い!」「もふもふ!」の声

きりがみパパさんの投稿を見たユーザーからは、次のようなコメントが寄せられていました。

キツネの可愛さが溢れております。素晴らしい
和紙のこの毛羽立ち(?)はホントに唯一無二というかなんというか、趣がありますねぇ
もふもふ!!可愛いです
もふもふも可愛いのですが前足がたまんないですっ!
素敵なもふもふです!すごい!
和紙をちぎった?端っこがちょうどいい感じですね!
和紙ならではのモフモフ感いいですね(´ω`*)
よきよきです。写真絵本とか作って欲しいです。子供が喜びそう。

和紙をちぎった部分のもふもふ感に着目した賞賛のコメントが多数集まっていました。

作品制作への意欲あふれるきりがみパパさん。これからも、作品から目が離せませんね!



取材協力:きりがみパパ 切り折り紙(@PKirigami)さん