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現役フードデリバリー配達員が語る“注文の裏技”に「助かります」の声多数

  • 2023.12.8

コロナ禍をきっかけに多くの人が利用するようになった宅配サービス。利用したことのある人も多いでしょう。しかし、配達員さんからすると、配達先に迷って困ることもあるようです。

とみ壱(@UETJUBER)さんが、【UberEats注文者の皆さまへ】として配達をスムーズにするためのポイントをX(旧Twitter)上に投稿すると「周知ありがとうございます」「ありがたい発信」などのコメントが寄せられ話題になっています。

どのようにしたら、配達がスムーズにいくのでしょうか。

こちらの投稿をご覧ください。

とみ壱さんは、配達員さんが助かるポイントを4つ紹介されました。

・表札に出ている苗字を記載する(例:「小林」の表札が出ています)

表札の記載があれば、間違いないですね。同じ漢字から始まる名字はたくさんあるので、この注意書きがあると間違わずに配達できそうです。

・車種名ではなく色やナンバーを記載する(例:黒い車が停まってます。ナンバー「あ12-34」)

車を目印にしていると配達先を見つけやすいですね。色とナンバーが誰でもわかりやすいようです。

・家の外観等の具体的な情報を記載する(例:白い家の奥から3番目、向かいに赤の自販機があります)

同じ色の家が何軒も並んでいる場合もあります。そのようなときには、目印だったり〇番目だったりといった情報があると、家を特定しやすいとのこと。

・道への入り方を記載する(例:南側の二本の小道からは入れません。北側の道から入れます)
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出典:とみ壱(@UETJUBER)さん

地図上では通れそうでも、実際には通れない道もあります。家までの行き方が複雑な場合やわかりにくい場合は、どこから入れるかの情報があると助かるようです。

とてもわかりやすいアドバイスですね。注文の際に注意書きに少し情報を加えることで、お互いスムーズに、気持ちよく利用できそうです。

配達員として助かること

こちらの投稿について、とみ壱さんに詳しいお話をお伺いしました。

---同業者の方を含め、さまざまなコメントが寄せられていましたが、「なるほど」と思うものや「そうそう、それもある!」と思うものがありましたか?

「記載はしてなかったですが一番大事なのは配達先(の入り口側)にちゃんとピンが立っていること。ピンがちゃんとその位置に立っていれば配達員もほぼ迷うことはありません。ピンズレが発生しなければ配達員が迷うリスクも減らせます」

ウーバーイーツの配達員さんは、ウーバーイーツ専用アプリの地図上に示される「ピン」を目印にして指定の配達先へ向かいます。

ピンずれが発生してしまうと、注文者の希望している配達場所と、アプリが指示している配達場所が異なってしまうため、配達員さんは迷ってしまいます。配達場所に正しくピンが立っているか確認しておくと安心ですね。

---他にはいかがでしょうか?

「あとはマンションなどの方はマンション名ですね。隣にピンが立っていてマンション名を見て間違いに気づくパターンもよくあるので…」

---迷うリスクは少しでも減らしたいですよね。

「助かります」の声多数

こちらの投稿を見た人からは、さまざまなコメントが寄せられました。

「いろいろ注文者には見えないことあるんだなぁ いつも遅い!って人は参考にしてみては?俺は参考になった」
「自分はuberとかあまり使ってない情報弱者なんだけど、こうやって書かれてると『お、なるほどその通りだよね』ってなる お願い事とかこうやって誰もが気軽に発信できる、それがネットの利点ではあるな」

中には、同業者の人からのコメントもたくさん見られました。

「一軒家で住所もそこで合ってるけど、表札と注文者の名前が違うと不安になるから表札があることで戸惑ったこともあります」
「宅配してますが、接道どちらか地図だと分からない場所、ありますよね」
「ありがたい発信です。まだに戸建ての場合は是非情報がほしいです。
ただ経験として『路地を曲がった左側に黒い車が止まっている住宅』と適切に記載していただいてるので安心して向かったら黒い車が3台3軒並んで止まっていた時は泣きそうになりました」
「ほんまこれです!ちょっとのことですがこれでみんなが少し幸せになります!」

配達先で迷ったことのある配達員さんは多いようです。今度配達を注文する際は、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてくださいね。



取材協力:とみ壱(@UETJUBER)さん