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知らないと…現地の人に怒られる!?日本人が体験した「海外のトイレ事情」が衝撃的すぎた…!

  • 2024.4.22

日本のトイレは衛生的できれいだと世界各国から称賛されていますよね。住んでいる私たちもそれに慣れてしまっているので、海外旅行する時に心配になるのが、その国のトイレ環境ではないでしょうか。ある程度、情報収集してから行くにしても、現地に着いてみないとわからない暗黙のルールが隠れていたりもします。

今回は実際にその国を訪れた人たちの体験談から各国の驚きトイレ事情をお届け!文化の違いを感じられるエピソードばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

中国:ほぼ半個室が普通です

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出典:PIXTA

日本のトイレはどこもしっかり高さのあるドアがついた個室で、トイレットペーパーも常備されていますが、10年ほど前に、vermeer1665さんが中国を旅行した時はまるで正反対だったそう。vermeer1665さんがなにげなく公衆トイレに入ると、そこにはトイレのドアはなく、トイレットぺーパーもない、左右を壁で仕切られているだけのほぼ丸見えのトイレが並んでいたそうです。

別の場所できちんとドアがあるトイレに入っても、鍵が壊れていてかからないのは普通のこと。諦めてそのままトイレに入っていると、彼女が利用しているトイレのドアが前ぶれもなく急に開けられ、見知らぬ中国人の女性に声をかけられるというハプニングが発生。日本では安心してトイレを利用できるので、そのありがたさを実感されたそうです。

タイ:水をいっぱいに張ったたらい&柄杓が活躍

海外だとインフラ面の事情から、トイレットペーパーをそのままトイレに流せない国があるのはみなさんもご存知だと思います。タイもその国のひとつで、トイレットペーパーは常備されておらず、ポケットにティッシュを入れてスタンバイしてから用を足すのだそう。

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出典:PIXTA

実際にyuzukan_iki3さんが2019年夏にタイに3週間ほど留学に行った時も、個室の隅には箱が置いてあり、その中に使用したティッシュや生理用品を捨てていたんだとか。

またyuzukan_iki3さんがとある観光地に行った際に、「用を足すならここを使ってね〜」と促されて公衆トイレに入ったところ、そこには、水をいっぱいに張ったたらいと柄杓が置かれていたそう。タイのトイレの水は、排泄物を流すためだけの量しか出ないそうですが、その場所は水も流れず、セルフ水洗。水を流す際にひねる栓もなければ、個室を出てから手を洗う水道もなく、これだけは滞在中どうしても受け入れがたい、ショッキングなトイレ事情だったと話します。

日本に帰ってからしばらくは、どこに行ってもトイレにトイレットペーパーが置いてあることと、詰まることはあれど水が流せることに感動していたそうです。

韓国:一列には並びません!

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出典:PIXTA

今では大人気な旅先のひとつの韓国も、トイレットペーパーは自分が使う分だけを巻き取ってからトイレに入る必要があったり、カフェや食堂などのトイレは共有で使用するために鍵がかかっていたりと、日本と異なる点が多くありますよね。いもいもいもさんが今から約20年前に韓国の釜山を訪れた時も驚いたことがあったと話します。

観光バスに乗り観光していた彼女は途中、トイレ休憩のために高速道路のインターへ。トイレに入るとそこには不思議な列が…。そう、トイレを使用するための並び方が日本とはまるで違ったのです。日本は一列に並んで、空いたトイレから使用していきますが、その時は一つのトイレに対して列を作る感じだったのだとか。

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出典:PIXTA

驚いたことはそれだけではありません。いもいもいもさんが次の番になり、前の人のことを待っていると、後ろからものすごい勢いで怒られたのだそう。韓国語がわからなかった彼女は理由が全くわからなかったそうですが、あとから韓国ではトイレのドアを次に並んでいる人が押さえておく必要があったらしく、ただ立っていただけだったことを怒られたそう。

たまたまそこのドアが壊れていたから押さえてあげる必要があったのか、そういった習慣があったのかは今でもわからないそうですが、その当時はもしかしたら現地の人の中での暗黙のルールがあったのかもしれませんね。

イタリア:座るところは外します

ここまではアジア圏のトイレ事情でしたが、ヨーロッパ圏からもひとつご紹介。

Haruton0918さんが大学の卒業旅行でイタリアへ旅行した時のこと。その時はツアーで訪れたそうですが、ガイドさんから「イタリアの公衆トイレはお金がかかるため、利用する飲食店でトイレ休憩をしましょう」と言われたんだとか。日本ではトイレを利用する時にお金を払うことはないので、トイレが有料であることにまず驚いたそうです。美術館や博物館などの入場料みたいなイメージなんでしょうか。

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出典:PIXTA

そしてトイレに入ってからも、これまたびっくり!すべてのトイレの便座が取り外された状態に。結局どうすることもできないので、お尻がトイレにつかないよう中腰になりながら済ませたそうです。

イタリアではHaruton0918さんが訪れた飲食店だけでなく、その他の飲食店や公衆トイレでも同じように便座が外されているのがノーマルのようで、きれいで安心してトイレに行ける日本に帰りたくなったと話していました。

日本のトイレに感謝…

トイレは生きている限り、切っても切り離せないもの。こうやって各国のトイレエピソードを教えてもらうと、普段あまり海外旅行をしない筆者のような人からすると、日本の恵まれた環境にただただ感謝の気持ちが溢れてきます…。

今回はアジア圏から3カ国、ヨーロッパから1カ国紹介しましたが、まだまだ驚きのトイレ事情を隠し持っている国があるかもしれません。海外旅行の際は苦い思いをしないためにも、旅行前にトイレ事情はしっかりチェックしておきたいですね。



エピソード提供:vermeer1665(40歳・パート)、yuzukan_iki3(24歳・フリーター)、いもいもいも(40歳・主婦)、Haruton0918(36歳・会社員)

テキスト・編集:北山礼奈
女性系メディアやプラットフォームを中心に活躍するエディター兼ライター。ファッション・ビューティ分野を中心に様々なコンテンツを編集および執筆している。女性メディアのライター、美容部員、エステティシャンを経てフリーに。趣味はSNSでの美容情報収集、スタバ通い、韓国ドラマ鑑賞。

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※記事内の情報は体験者の渡航時および記事執筆時点の情報です