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大人が意外と間違える算数「2と2/5」と「7/3」どちらが大きい?

  • 2024.1.31

【お詫びと訂正】
本記事におきまして、初出時の解答部分に記載の誤りがございました。
お詫び申し上げますとともに、訂正させていただきます。訂正箇所につきましては、2つ目の見出し内、解説部分に記載しております。

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分数の比較は、日常生活ではあまり直面することがないかもしれませんが、算数や数学の問題では頻繁に登場します。

特に、帯分数と仮分数の比較は、一見すると簡単そうに見えても、実は少し複雑な思考が必要です。

今回は帯分数と仮分数のどちらが大きいかという問題に挑戦してみましょう。

問題

次の2つの数のうち、大きいのはどちらでしょうか?
2と2/5
7/3


この問題は、いろいろな解き方がありますが、皆さんはどのような解法を思いつきましたか?

 

正解は「2と2/5の方が大きい」でした!

解説

この問題の正しい答えは、「2と2/5」の方が大きいです。

では、なぜこのような答えになるのか、その理由を見ていきましょう。

今回はそれぞれの分数を小数に直して比較してみます。

2と2/5
= 2 + 2/5
= 2 + 0.4
= 2.4

7/3=2.33…

2.4>2.33...であることは明らかですね。

したがって、「2と2/5」の方が大きいことがわかります。

※「2と2/5の方が大きい」となるべきところ、初出時には「7/3の方が大きい」と誤った解答・解説が記載されておりましたので、修正いたしました。本記事をお読みいただいた皆様にご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

まとめ

今回の問題を通じて、帯分数と仮分数の比較方法を学びました。

帯分数を仮分数に変換することで、簡単に比較できます。

分数の比較は、日常生活ではあまり使われないかもしれませんが、算数や数学の問題を解く際には重要です。


監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。