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大人が意外と間違える算数「12人で6Lを分けると→1人何L?」《小学生でもわかる》

  • 2024.1.19
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日常生活において、私たちは無意識のうちに算数の問題に直面しています。

特に、一定量を分配する計算は、頻繁に遭遇する典型的な例です。

今回は、大人も間違えやすい分配の問題に挑戦してみましょう。

問題

12人で6Lの飲みものを等しく分けます。1人当たりに分配される量は何Lですか?

この問題では、与えられた量を人数で等しく分ける計算能力が試されます。

割り算の基本を理解していれば、簡単に解ける問題です。

答えはわかりましたか?

 

正解は「0.5L」です!

解説

この問題の正しい答えは「0.5L」です。

では、なぜこのような答えになるのか、その理由を見ていきましょう。

12人で6Lを分けるということは、6Lを12で割ることを意味します。

この計算を行うと、

6 ÷ 12 = 0.5

したがって、1人当たりに分配される量は0.5Lとなります。

今回の「答えが小数になるわり算」は、小学5年生で学習します。

「12人で6Lを分ける」という問題のよくある誤答は「12÷6=2」としてしまうことです。これは「分ける」という言葉だけを見て、問題文に出てきた数字を順に割り算の式にしてしまったためです。

このようなミスをする生徒でも「6Lを12人で分ける」という文章になると、正しく「6÷12=0.5」という計算ができます。

・6Lを12人で分ける
・12人で6Lを分ける

しっかりと文章を読んで、何をどのように分けるのかを考えれば、どちらも「6÷12=0.5」の計算だとわかるはずです。

算数・数学では、もちろん計算力が大切ですが、文章を数式に変換する国語力も求められます。

まとめ

今回の問題を通じて、日常生活における基本的な割り算の仕方を再認識しました。

一定量を複数人で分ける際の計算は、日常的なシチュエーションでも役立ちます。

このような基本的な算数の問題を理解し、日々の生活に活かしましょう。

大人でも間違える算数の問題は他にもたくさんあるので、ぜひ他の記事もチェックしてくださいね!


監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」