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2020年代の「パ・リーグ最強リリーフ」ランキング!3位「松井裕樹」、2位「平良海馬」を抑えた1位は?

  • 2023.12.30
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写真:PIXTA

試合終盤の緊迫した場面に登板するリリーフ投手。

かつてと比べて「先発投手の完投数」が減っていると言われる現代プロ野球では先発投手の後を継ぐ「リリーフ投手」のチームにおける重要性は年々高まっており、リリーフ陣の強さによってリーグ戦の順位に大きな影響があることも確かで、2023年シーズン、圧倒的な強さでセ・リーグ王者、そして日本一に輝いた阪神タイガースは、救援(リリーフ)防御率が2.39と12球団トップの成績を収めました。

抑えて当たり前という重責の中登板するケースが多く、1点を争うヒリヒリするような試合展開など、プレッシャーの大きい場面で登板することが多いです。いつやって来るかわからない登板機会に向けて短時間で集中力を高め、限られたイニングで最大限の成果を出す必要があります。先発投手とは違った緊張感の中で結果を出すということが求められます。

リリーフ投手の指標として、ホールド数、セーブ数がありますが、どちらも同点にされた場合や、逆転された場合には成績がつかず、ほとんどの場合1イニングしか投げないリリーフ投手においては、四球1つでも命取りになるようなポジションでもあります。

本記事では、そんな「リリーフ投手」に注目し、2020年代で"最もいい数字”を残した選手をランキング形式でご紹介します。

早速見ていきましょう!

2020年代のリリーフ防御率とホールドポイント+セーブ合計のTOP15(パ・リーグ編)

X(Twitter)でプロ野球の独自データを配信する、つばめ(@chikupn2896)さんが算出したデータを見ていきましょう!

防御率の1位に輝いたのは、防御率1.24を記録した福岡ソフトバンクホークスの「モイネロ」選手でした!
2020年は50試合に登板して防御率1.69、38ホールドで最優秀中継ぎ投手を獲得、2023年は27試合登板に留まるも防御率0.98と好成績を収めました。
2020年〜2023年の4年間で、最も防御率が悪かった年でも2020年の1.69と安定して好成績をあげ続けている投手です。

そして、ホールドポイント数+セーブ数の1位に輝いたのは、千葉ロッテマリーンズの「益田直也」選手でした!
2012年にリリーフに定着してから、2023年シーズンまでの12年間で703試合登板と脅威のタフネスさもありつつ、2020年〜2023年の4年間だけで130セーブを挙げるなど、パ・リーグを代表する守護神として、今も活躍を続けています。

2020年代もまだ4年が経過したのみ。モイネロ選手や、益田選手を超える最強リリーフ投手が現れるのか。今後も楽しみですね!


データ提供、協力:つばめ(プロ野球データ・アーカイブ
アナリスト(非スポーツ分野)として働く傍ら、趣味でプロ野球データを集計・発信を行う。
知っていると楽しくなるデータを、わかりやすく伝えることを心掛けたXでの投稿は人気が高い。


※本記事は、2023年12月30日執筆時のものです

※本記事は提供者のデータをもとに作成しています。なお、提供者への許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

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