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【28日ネタバレ&考察】「それでいいのかい?」羽鳥(草彅剛)がりつ子(菊地凛子)を呼んだ意図とは?

  • 2023.11.28

28日(火)連続テレビ小説『ブギウギ』第9週「カカシみたいなワテ(42)」が放送された。警察からの指導を守り、三尺四方の中で歌うスズ子(趣里)。そんなスズ子の公演を観ていたりつ子(菊地凛子)は、「カカシが歌っているみたい」と言い放つ。そんな中、スズ子に弟子入りを懇願する小林小夜(富田望生)が現れる。

本日のあらすじ

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(C)NHK

警察からの取り調べを受けたスズ子を待つ辛島部長(安井順平)と羽鳥(草彅剛)。頭を下げるスズ子に対し、「気にすることはない、楽しませてもらったよ」と伝える羽鳥。その帰り、伝蔵(坂田聡)の屋台で舞台演出について話すスズ子と辛島。りつ子のことを「なぜ突っ張れるのだろうか」と口にするスズ子へ、辛島は「彼女は自分だけの楽団を抱えてやっているからだ。でもわがままがすぎる」と言う。スズ子は辛島から、「梅丸の看板娘だから変なことしないように」と念を押されるのであった。

スズ子が下宿に戻ると、いつも通り梅吉(柳葉敏郎)が酔いつぶれていた。映画の脚本はもう書かないという梅吉に、頭を抱えるスズ子。そんな時六郎(黒崎煌代)から、元気に頑張っていることを伝える手紙が届く。「今のお父ちゃんを見たら六郎はガッカリする」と言うスズ子に、「優しい息子だからそんな冷たくない」と言う梅吉。

翌日、警察から注意されたつけまつげを短く切るスズ子。そんなスズ子へ羽鳥は、「僕は楽しむよ、どんな時もそれは変わらない」と言う。その日の舞台、三尺四方の中で歌うスズ子の公演を観ているりつ子。公演後、りつ子がスズ子のもとに来る。りつ子を呼んだのは羽鳥だという。スズ子へ「カカシが歌ってるみたいだった。今日のあなたはつまらない」と言い放つりつ子。「もっと楽しく歌いたい」と感情的に言い返すスズ子。

そこへ、スズ子に弟子にしてほしいと小林小夜が飛び込んでくる。弟子をとる気はないと言うスズ子だが、他に行くところがない小夜をほっとくことはできなかった。

今日の放送の見どころ

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(C)NHK

羽鳥はスズ子に自分らしさを捨てないでほしいと思っているのだろうか。つけまつげを切るスズ子に「それでいいのかい?」「僕は楽しむよ、どんな時もそれは変わらない」と声をかけるところから、自分の本心を抑えパフォーマンスを制限しているスズ子に、ありのままを表現してほしいと思っているようであった。また、りつ子を公演に呼んだのは、りつ子にスズ子の本音を引き出してほしいという意図があったのだろうか。

今回の放送にSNS上では、「どんな時も変わらないと言い切った羽鳥先生かっこいい!」「羽鳥はスズ子にエンターテインメントの意味を投げかけているようだ」との声が挙がっている。

そして、りつ子とスズ子の重い空気を一変させた小夜の登場シーン。スズ子への憧れのままに突っ走る小夜は、スズ子にどんな影響を与えるのだろうか。

 

※記事内の情報は執筆時点の情報です



ライター:mana
生粋のエンタメ好き。ドラマ・映画を中心にレビュー記事を手掛ける。最近ハマっていることはロケ地巡り。