NHK朝ドラ『ブギウギ』ツヤ（水川あさみ）の最後の願いに、号泣！羽鳥（草彅剛）の複雑な表情もめちゃくちゃ気になる！

22日（水）連続テレビ小説『ブギウギ』第8週「ワテのお母ちゃん（38）」が放送された。

ツヤ（水川あさみ）の危篤の知らせを受け、大阪へ帰ろうと考えているスズ子（趣里）。演出家・竹田（野田晋市）が東京に残ってほしいとスズ子を説得している中、羽鳥（草彅剛）は「大阪へ帰った方がいい」と伝える。その言葉の奥にある羽鳥の思いとは？

本日のあらすじ

入隊前にスズ子に会いにきた六郎（黒崎煌代）。チズ（ふせえり）と五郎（隈本晃俊）にご飯を食べさせてもらった六郎は、スズ子と布団を並べて床につく。死への不安を口にする六郎は、スズ子へ死にたくないと抱きつく。翌日、スズ子と別れ旅立つ六郎。

ツヤは梅吉（柳葉敏郎）へ、今後もスズ子を生みの親であるキヌ（中越典子）に会わせてほしくないと伝える。これから自分が知らないスズ子をキヌが知ることは耐えられないと。梅吉はツヤを最高の母親だと伝える。

そんな中、スズ子のもとへ「ハハキトク」の電報が届く。竹田から「舞台をなりわいにしているものは親の死に目に会えないと思っていただきたい」と言われてしまうスズ子。一方羽鳥は、大阪に帰ってもいいと口にする。「苦しい心持ちを味方にし、いつもよりいい歌だと言われるくらいでないとダメ、それができないなら大阪に帰った方がいい。もし残るならそれくらいの覚悟で歌ってほしい」と。羽鳥の言葉で東京に残り、舞台に立つことを決めたスズ子。

その日の舞台も、いつも通り気丈に振る舞うスズ子。なんとか歌い遂げたスズ子を複雑な表情で見つめる羽鳥であった。

今日の放送の見どころ

大阪へ帰りたい、と思っているスズ子にかけた羽鳥の言葉に、ぐさりと胸を刺された回だった。穏やかな口調とは裏腹の鋭い言葉に、一種の恐怖さえ感じさせる羽鳥という人物。でもそれは、舞台に立つプロとして生きていくための厳しさをスズ子に説いている、愛情からくる言葉であった。「そんなこと気にせずツヤに会いに行きなよ！」と思わず口にしたくもなるが、舞台に立つことを決めたスズ子を精一杯応援したくなる、そんな話であった。

SNS上では、「羽鳥の言葉は厳しいけれど愛がある」「スズ子が最後までやりきる姿に泣けた」との声が。舞台を終えたスズ子を見つめる羽鳥の複雑な表情。羽鳥は一体何を感じ、どう思っているのだろうか？

また今週11月24日（金）放送のNHK総合『あさイチ』プレミアムトークには、ツヤ役の水川あさみが出演予定。同キャラクターを演じた心境や、思わず涙を流してしまったエピソード、そして出演者との裏話なども聞けるそう。こちらも放送とともに追っていきたい。

 

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ライター:mana
生粋のエンタメ好き。ドラマ・映画を中心にレビュー記事を手掛ける。最近ハマっていることはロケ地巡り。