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12球団の監督でオーダーを組んでみた!"新庄剛志"は8番センター…先発は?4番は?

  • 2023.11.14
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写真:PIXTA

巨人、ソフトバンク、楽天が2024年シーズンから新監督が就任することが発表され、12球団の監督が確定しました。

12球団のうち、投手出身が3名、野手出身が9名となっており、主に先発で活躍した三浦大輔、吉井理人は100勝以上、高津臣吾が300セーブ以上を達成。
野手出身監督でも、新井貴浩、阿部慎之助、立浪和義、小久保裕紀、松井稼頭央の5名が2000本安打達成、岡田彰布、今江敏晃、新庄剛志も1500本安打達成し、中嶋聡の実働29年は歴代1位タイと、豪華な名前が並びます。

そんな現役時代に華々しい成績を残した各チームの監督でオーダーを組んでみました。

12球団監督オーダー

1番 ショート 松井稼頭央 (西武ライオンズ)
試合:2,543 打率:.285 安打:2,705 本塁打:233 打点:1,048 盗塁:465
盗塁王3回、最多安打2回、最優秀選手1回、ベストナイン7回、ゴールデングラブ賞4回

安打数通算ランキング:38位
盗塁数通算ランキング:14位

走攻守揃ったの代名詞とも言える選手で、NPBの規定上、通算成績のランキングは日本の成績のみとなりますが、日米通算が認められれば、安打数4位、盗塁6位、二塁打2位、三塁打6位と驚異的な数字を残しています。


2番 サード 今江敏晃 (東北楽天ゴールデンイーグルス)
試合:1,704 打率:.283 安打:1,682 本塁打:108 打点:726 盗塁:32
ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞4回、日本シリーズMVP2回

安打数通算ランキング:99位

日本シリーズに出場した2回ともMVPを獲得し、8打席連続安打の記録を持つシリーズ男。今江のロッテ時代の応援歌は今もファンが多く、高校の応援歌でもよく使われています。


3番 レフト 立浪和義 (中日ドラゴンズ)
試合:2,543 打率:.285 安打:2,705 本塁打:233 打点:1,048 盗塁:465
新人王、ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞5回、野球殿堂競技者表彰

安打数通算ランキング:8位

二塁打の日本記録を持つミスタードラゴンズ。甲子園で春夏連覇後にドラフト1指名で入団、高卒1年目からレギュラーを獲得しフル出場、在籍中にリーグ優勝4回、日本一1回を経験するなど、選手として華々しい野球人生を歩みました。


4番 ライト 小久保裕紀 (福岡ソフトバンクホークス)
試合:2,057 打率:.273 安打:2,041 本塁打:413 打点:1,304 盗塁:58
本塁打王1回、打点王1回、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞3回

安打数通算ランキング:47位
本塁打数通算ランキング:17位
打点通算ランキング:17位

現役監督の中では通算本塁打数、通算打点数で最多を誇るスラッガー。プロ生活ではサード、ファーストを主戦場としていました。今回はポジションの都合上ライトでの選出となりましたが、プロ初出場はライトでした。常設化された侍ジャパンの初代監督であり、第4回WBCではベスト4まで導きました。


5番 セカンド 岡田彰布 (阪神タイガース)
試合:1,639 打率:.277 安打:1,520 本塁打:247 打点:836 盗塁:76
新人王、ベストナイン1回、ダイヤモンドグラブ賞1回

本塁打数通算ランキング:70位

2023シーズン監督として阪神を38年振りの日本一に導きましたが、38年前は選手として日本一を達成し、「阪神タイガース史上2度、日本一へ導いた男」とも呼ばれています。3番バース、4番掛布、5番岡田は球史に残るクリーンナップでした。


6番 DH 阿部慎之助 (読売ジャイアンツ)
試合:2,282 打率:.284 安打:2,132 本塁打:406 打点:1,285 盗塁:13
首位打者1回、打点王1回、最高出塁率1回、最優秀選手1回、ベストナイン9回、ゴールデングラブ賞4回、日本シリーズMVP1回

安打数通算ランキング:28位
本塁打数通算ランキング:18位
打点通算ランキング:20位

巨人の歴代最強捕手との呼び声高く、捕手に限定すれば通算記録で、安打数、打点数は歴代2位、本塁打数は歴代3位と球史に残る強打の捕手でした。また、8度のリーグ優勝、3度の日本一とジャイアンツの象徴として活躍しました。


7番 ファースト 新井貴浩 (広島東洋カープ)
試合:2,383 打率:.278 安打:2,203 本塁打:319 打点:1,303 盗塁:43
本塁打王1回、打点王1回、ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞1回

安打数通算ランキング:21位
本塁打数通算ランキング:39位
打点通算ランキング:18位

ドラフト6位指名と下位ながらも、広島、阪神の2球団で打撃タイトルを獲得し、13シーズンで2桁本塁打、100打点以上を4度達成するなど、勝負強い打撃でカープを25年振りの優勝に導きました。


8番 センター 新庄剛志 (北海道日本ハムファイターズ)
試合:1,714 打率:.252 安打:1,524 本塁打:225 打点:816 盗塁:82
ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞10回

生粋のエンターテイナーでありながら、低迷していた日本ハムを日本一に導くなど、人気のセ、実力のパを覆した功労者でもあります。また、イチローと共に日本人野手初のメジャーリーガーになり、日本人初のメジャー4番打者、日本人初のワールドシリーズ進出など、メジャーへの道を切り開いた野手でもありました。


9番 キャッチャー 中嶋聡 (オリックス・バファローズ)
試合:2,543 打率:.285 安打:2,705 本塁打:233 打点:1,048 盗塁:465
盗塁王3回、最多安打2回、最優秀選手1回、ベストナイン7回、ゴールデングラブ賞4回

オリックスの前身、阪急ブレーブスへの入団から29年もの間プロで活躍し、95年、96年には正捕手としてオリックスのリーグ2連覇に貢献し、強肩強打から当時はメジャーに一番近い捕手とも言われていました。


先発 三浦大輔 (横浜DeNAベイスターズ)
登板:535 投球回:3,276 防御率:3.60 勝敗:172勝184敗 奪三振:2,481
最優秀防御率1回、最多奪三振1、最高勝率1回

勝利数通算ランキング:41位
奪三振数通算ランキング:9位

ハマの番長の愛称で親しまれ、長年横浜のエースとしてチームを支え続けました。開幕投手を7度務め、これは球団2位の記録で、平均球速139km/hながら、通算奪三振数9位に入るなど、制球力と投球術に長けた投手でした。


中継ぎ 吉井理人 (千葉ロッテマリーンズ)
登板:547 投球回:2,087.1 防御率:4.14 勝敗:121勝129敗 ホールド:1 セーブ:62 奪三振:1,210
最優秀救援投手1回

23年の現役生活で、7球団(NPB4球団、MLB3球団)を渡り歩き、ヤクルト時代には3年連続で2桁勝利をし、日本一達成など野村ヤクルトの黄金期を支えました。FA権行使によるメジャーリーグ移籍は吉井が初とされている。


抑え 高津臣吾 (東京ヤクルトスワローズ)
登板:755 投球回:860 防御率:3.22 勝敗:44勝52敗 ホールド:16 セーブ:313 奪三振:1679
最優秀救援投手4回、野球殿堂競技者表彰

セーブ数歴代ランキング:2位

通算セーブ数歴代2位の記録を持ち、長らくヤクルトの守護神を務めました。伝家の宝刀シンカーと古田敦也のキャッチングは多くの野球ファンを魅了しました。現役監督の中で殿堂入りをしているのは、立浪と高津の2名のみです。


※記事内における情報は原稿執筆時のものになります
※記載されている成績は日米通算成績です
※通算記録の順位はNPBの規定に則り日本成績のみです
※通算ランキングは安打と本塁打は上位100名以内、打点と盗塁は40位以内の場合のみ記載しています

サムネイル写真出典:アフロ

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