「ただの警察ドラマじゃなかった！」“橋本環奈主演”、月曜22時の新ドラマが期待以上にアツかった！

10月16日（月）にスタートした「トクメイ」。警察組織の経費削減という、今までなかった切り口の警察ドラマだ。第1話放送終盤の流れから、「このドラマ、考察要素もあるの？」という声があがったほか、オープニング映像の“ある仕掛け”も話題となった。

エンディング後の円の行動に注目！

警察組織の経費削減という“トクメイ”を背負った特別警察官・一円（はじめまどか・橋本環奈）。刑事課強行犯係・係長の湯川（沢村一樹）をはじめとした個性豊かな刑事課の面々とときには対立し、ときには協力して事件を解決していく“警察エンターテインメント”。第1話ではギャグ要素やピンチもありつつ、無事に事件を解決。一件落着と思われたが、エンディング後の円の行動に注目が集まった。

刑事課の面々の会話を監視カメラで見ている円。副署長・中塚（鶴見辰吾）の名前が挙がると円はスマホを手にし、彼の名前が警察の不祥事を暴くアカウント"X”からSNSにリークされる。さらに、中塚に脅迫まがいの電話がかかってきた。

SNSでは「Xの正体は一円ちゃんなの？」「一円ちゃん、不穏すぎる」「ゾクゾクした」「電話の話し方が女性っぽかった」と円を疑う声が挙がる一方で「こんなに早くXの正体がわかるわけない」「一円がXはミスリードで強行犯係のメンバーでは？」「佐藤二朗の役にしては目立たないから、須賀さんが怪しい」など、円がそう見えるようにミスリードさせていると指摘する声も。Xの正体は誰なのか？ 今後も目が離せない。

オープニングはクスッと笑える仕掛けだらけ！

また、オープニング映像にさまざまなオマージュが隠されていた点にも注目が集まった。紙をばら撒く→敬礼部分が「SPEC」、トランシーバー片手に叫ぶ「踊る大捜査線」、２人並んで銃を撃つ「あぶない刑事」など、往年の刑事ドラマのほか、「タイタニック」「アナ雪」「ショーシャンクの空に」「ET」などの名作映画の名シーン、ラストは登場人物たちのバックで特撮のような大爆発が起こる。知っていても知らなくても楽しい仕掛けだ。オープニングと同様、さまざまな要素を含んだストーリーに期待したい。

 

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ライター：ぐみ
熱量高めなエンタメライター・編集者。ドラマ・映画・アイドル・アニメなどのコラムやレビュー・インタビューや書籍の執筆・編集も手がける。コンテンツ編集（人気少女漫画や芸能人の公式コンテンツ制作のほか、広告制作、メディアの編集・立ち上げなど）を経て現在フリー。音楽とアイドルと物語とかき氷が好き。X（旧Twitter）：＠gumililium
編集：TRILLニュース