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常に無口で無骨だった亡き祖父 遺品整理中に見つけた“予想外のメモ”に「愛情を実感した出来事でした」

  • 2023.11.5
画像:PIXTA

「目に入れても痛くない」と表現されることもある祖父母と孫の関係。

街中で、お孫さんをニコニコと見守るおじいちゃんおばあちゃんを見かけることも多いですよね。

本記事では、無口な祖父からの愛情を感じたというエピソードについてご紹介します。

淡々とした「ありがとう」

無口な祖父からの愛を感じた出来事について、アルバイト勤務の40代女性が教えてくれました。

 

祖父は私の叔父家族と暮らしていたのですが、叔父の転勤に伴い、私が8歳の時から一緒に暮らすようになりました。

祖父にとっては、私のいとこたちは生まれた時から生活を共にしてきた存在。叔父家族が年に一度帰省する度に祖父も嬉しそうな表情を浮かべているので、私達姉妹よりも、いとこたちのほうが可愛いのだろうなとずっと思っていました。

私が修学旅行でハワイに行った際に、祖父が好きそうな動物の木彫作品をお土産に買ったのですが、その時も淡々と「ありがとう」と一言。

祖父は無口なので、日頃も孫との会話もほとんどないですし、嬉しくもないのだろうと思っていました。

しかし、その後祖父が亡くなり、遺品整理をしていた時のこと。

例の木彫作品の裏側を見ると、「××ちゃんのハワイ旅行」と祖父の字で記されていたのです。

祖父は無口で無骨なだけで、本当は私たちに対しても愛情があったのだと実感した出来事でした。

お孫さんからもらった大切なお土産

投稿者さんのおじいさんは、お土産をもらって、少し照れくさい気持ちがあったのかもしれません。きっと、大好きなお孫さんからのお土産だということをずっと覚えておきたくて、木彫作品の裏にメモを残したのでしょうね。

遺品整理の時にこのメモを見つけると、思わず涙がこぼれてしまいそうです。もしかするとおじいさんは、投稿主さんが見ていないところで、木彫作品をニコニコと眺めていたのかもしれません。

日頃、なかなか身近な人に気持ちを伝えられていないという方は、この機会にぜひ「ありがとう」「大好きだよ」と言葉で伝えてみてくださいね。


編集:TRILLニュース編集部

提供:アルバイト勤務/40代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています