「何に見える？」あなたの“今年1年の満足度”がわかる心理テスト

もうすぐ今年も終わりですね。あなたにとって、今年はどんな1年だったでしょうか？年末に差し掛かる現在の心理状態は、今年1年の満足度を表しているかもしれません。あなたの今年1年の満足度はどれくらいでしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ペーパーナプキン

2.コック帽

3.ポケットチーフ

4.折り紙

図形がペーパーナプキンに見えた人の今年1年の満足度は、80％と高いかもしれません。今年やり残した事は全くないと言えるくらい、1年をやり切ったという感覚があるのではないでしょうか。

このタイプの人は、今、充実感と清々しさで満たされた心の状態かもしれません。年末年始は、自分へのご褒美に時間を使おうと考えているのではないでしょうか。そこに一抹の罪悪感も感じられないところが、あなたのこの1年の満足度の高さを表していると言えそうです。

1年やり切ったという満足感が低いと、年末年始に楽しむ事に対して、どうしても罪悪感が生じやすくなります。あなたの場合、この1年に高い満足感を持っているので、年末年始は心置きなく楽しめるでしょう。

図形がコック帽に見えた人の今年1年の満足度は、60％とやや高いかもしれません。今年やり残した事はほとんどないのではないでしょうか。何かを成し遂げる事のできた充実した1年だったのかもしれません。

このタイプの人は、今、自分をある程度認められている心の状態かもしれません。自分がこの1年成し遂げてきた事と、来年に持ち越した課題が良く分かっており、落ち着いた、静かな心持ちで新年を迎えられそうなのではないでしょうか。

人によっては「少し物足りないな」というくらいの1年だったほうが、スタートダッシュは切りやすいかもしれません。来年はこの課題を達成しよう、今年やり残したあれを片付けようといった決意を胸に新年を迎えやすいからです。

図形がポケットチーフに見えた人の今年1年の満足度は、40％とやや低いかもしれません。今年は心残りが多い年だったのではないでしょうか。そうした「やり残した事」が、年末になっても頭を離れてくれないのでしょう。

このタイプの人は、そわそわと落ち着かない心の状態かもしれません。まだ片付いていない仕事や、中途半端に終わっている事が気がかりなのではないでしょうか。不完全燃焼だった事が多く、1年の満足度としても低いのかもしれません。

満足度の低い1年は、次の年への課題も見えやすい年と言えます。今年やり残した事や、不完全燃焼だった事を来年こそは達成するぞという思いで新年を迎えてみてはいかがでしょう。来年達成したい事を今のうちにリストアップしておいても良いかもしれません。

図形が折り紙に見えた人の今年1年の満足度は、20％と低いかもしれません。今年は失敗や後悔が多い年だったのではないでしょうか。それらのネガティブな経験が今も心に残っているのかもしれません。

このタイプの人は、気分がふさぎがちで、エネルギーが低下した心の状態かもしれません。あるいは、現実に目を向ける事が辛く、現実逃避したくなっているのではないでしょうか。1年の満足度としては、とても低く感じているでしょう。

失敗や後悔が多く、気分が落ち込んだ時は「忘れて流すもの」「教訓を得て次に活かすもの」「じっくり考え続けたいもの」といったように、ラベリングして整理してみると良いかもしれません。そして、満足度が低いとはいえ、1年頑張った自分をねぎらってあげましょう。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！