「何に見える？」あなたの“意地悪度”がわかる心理テスト

2024.2.18

世の中には、意地悪な人っていますよね。あなたの周りにも、意地悪なことを言って相手を嫌な気持ちにさせたり、意地悪をして自分を優位にしようとする人がいませんか？本人は、たいてい意地悪をしているという自覚はないかもしれません。もしかしたら、あなたも知らないうちに意地悪をしている可能性があるかもしれません。あなたの“意地悪度”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.雲

2.キャップ

3.池

4.ビーズクッション

1.雲に見えた人は「意地悪度20%」

図形が雲に見えた人は、意地悪度が20%とかなり低めでしょう。あなたは意地悪さがほとんどない人ではないでしょうか。おそらく誰に聞いても、あなたは「優しい人」と言われるかもしれません。そのくらい、あなたから意地悪なことをされた感覚がある人はいないのではないでしょうか。

このタイプの人は、自分よりも周りの人の気持ちを先に考える思いやりにあふれた人でしょう。また本当に悪い人はいないという性善説を心に抱いているため、意地悪をするという発想自体がないのかもしれません。そのせいもあって、あなた自身が意地悪をされていても、それが意地悪だと気づいていないこともあるのではないでしょうか。

自分が苦手な人に対しても、仲間はずれにしたりはしませんし、悪口を言ったりもしないでしょう。少し距離はとりますが、相手に苦手であることがバレないように行動しようとするはずです。そうやってたとえ苦手な相手に対しても配慮と思いやりの気持ちを忘れない人なのではないでしょうか。

2.キャップに見えた人は「意地悪度40%」

図形がキャップに見えた人は、意地悪度が40%とやや低めでしょう。あなたは意地悪さがあまりない人ではないでしょうか。意地悪をすることはありますが、それほど相手が傷つくような意地悪をすることはなさそうです。イタズラやちょっかいが行き過ぎて意地悪になってしまっているということは、たまにあるかもしれません。

このタイプの人は、お調子者で周りにちょっかいを出して笑いを取ることを好みがちでしょう。誰かの天然な行動にツッコミを入れたり、ちょっとしたイタズラを仕込んでドッキリにはめたりすることは日常的にしているのではないでしょうか。あなた自身、明るく楽しい人ですし、嫌いなら嫌いとストレートに表現し堂々としていそうです。

だからこそ、悪意を持ってこそこそやるような意地悪はあまりしないのかもしれません。ただ、ちょっかいを出すうちに調子に乗ってしまい、相手にとっては悪意のある意地悪と何ら変わりない感じになっていることはあるかもしれません。あなたは相手のことが好きでやっていても、相手の表情には気を配る必要がありそうです。

3.池に見えた人は「意地悪度60%」

図形が池に見えた人は、意地悪度が60%とやや高めかもしれません。あなたは時々意地悪をしてしまうような時がある人ではないでしょうか。その相手は、おそらくあなたが嫌いだと感じている相手のはずです。嫌いな気持ちがうまくコントロールできず、結果的に意地悪を働いてしまっていることが結構あるのではないでしょうか。

このタイプの人は、感情的になりやすく態度や言動に出てしまいやすいところがありそうです。相手のことが嫌いだと思えば、仲間はずれにしたり、悪口を周りに言って回ったりしてしまいそうです。あなたは周りの人にも嫌いな気持ちに共感してもらいたくてやっているのかもしれませんが、結果的にあなたが意地悪をしていることになってしまっているのではないでしょうか。

おそらくあなたは意地悪をしているつもりはないはずです。ただ、嫌いだと思うと、どうしても行動に歯止めが効きづらくなることは知っておいた方がよいのではないでしょうか。あなたが嫌いだと思う人にも心はありますし、もしかしたらかなり傷ついてしまっているかもしれません。時々自分の行動を客観的に見られると、意地悪にならずに済むのではないでしょうか。

4.ビーズクッションに見えた人は「意地悪度80%」

図形がビーズクッションに見えた人は、意地悪度が80%とかなり高めかもしれません。あなたは知らず知らずのうちに、結構意地悪なことをしてしまっているのではないでしょうか。特に嫌いな相手とかではなくても、あなたにとっての強敵であったり、少し気に食わないところがあるなどいろいろな理由で意地悪になってしまっていそうです。

このタイプの人は、実は結構気が小さく自分に自信が持てないところがありそうです。普段は堂々としていますし、周りから見ても自分に自信が持てない人には見えないはずです。あなた自身も自分に自信がないとは、あまり意識したことがないのではないでしょうか。だからこそ余計に自分の居場所や人気などを誇示したい気持ちを強く持ちがちかもしれません。

あなたの意地悪は、たいてい自分の何かを守るための意地悪であることが多いでしょう。ポジションであったり人望であったり、そういったものを脅かしていると感じた相手に対して、とにかく意地悪で遠ざけようとしがちかもしれません。脅威となる人を遠ざけるよりも、まずはあなた自信が自分を好きになり、心から自信を持つことが大切そうです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！