人生がいつもスムーズに進めば良いですよね。でもそんなことはなく、必ず大なり小なり壁にぶつかるタイミングというのが巡ってきてしまうものです。壁にぶつかったとしても、それをうまく乗り越えることができれば、きっと人生はより豊かになるのではないでしょうか。乗り越えるためには、まず自分がいつもどうしているのかを知ることが大切です。あなたが“壁にぶつかったときにやりがちなこと”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.プレゼント
2.リボンをつけた人
3.風呂敷包み
4.植木鉢
1.プレゼントに見えた人は「一旦置いておくこと」
図形がプレゼントに見えた人は、壁にぶつかったときに、一旦置いておくことをしがちかもしれません。すぐになんとかしようとするのではなく、もう少し様子を見ようと放置しがちではないでしょうか。時間が経過し、より問題が大きくなったり、どうにもならなくなるまでは横に置いておこうとしがちかもしれません。
このタイプの人は、楽天的で面倒くさいことを好まない性格をしていそうです。壁にぶつかっていても、時間の経過でなんとなく解決したら良いな程度に思っているかもしれません。もしくは気のせいではないかと考えて向き合うことを避けていることもあるでしょう。そうやって一旦置いておいて、先送りにしがちかもしれません。
ただ、一旦置いてはおきますが、そのままにするということはなさそうです。腰が上がれば、壁を越えるまでは意外と早い人でもあるでしょう。気持ちの切り替えも早いですし、行動力にも長けているため、やると決めてしまえば一気に進める人でもありそうです。ただ、壁にぶつかってすぐには動かないことが多いでしょう。
2.リボンをつけた人に見えた人は「がむしゃらに立ち向かうこと」
図形がリボンをつけた人に見えた人は、壁にぶつかったときに、がむしゃらに立ち向かうことをしがちかもしれません。とにかくすぐになんとかしなければならないと、焦った気持ちを持ってしまうのではないでしょうか。勢いがつきすぎて、空回りになってしまうことも結構あるのかもしれません。
このタイプの人は、感情的になりやすく動揺しやすい性格をしていそうです。そのため、壁にぶつかると気持ちが焦ってしまいがちなのではないでしょうか。いても立ってもいられなくなり、すぐにでも解決しようと躍起になってしまいがちかもしれません。そのため、最初のうちは考えもまとまらないまま動き回り、右往左往してしまいやすいでしょう。
ただ、だんだん気持ちが落ち着いてくれば、どうするか考える余裕が出てきそうです。あなたの場合、がむしゃらに動きながら気持ちを落ち着かせているのでしょう。壁にぶつかっても逃げるということを考えないのは、あなたのすごいところなのではないでしょうか。人生の壁をもろともせず進んでいく豪快な人でしょう。
3.風呂敷包みに見えた人は「他人に相談を持ちかけること」
図形が風呂敷包みに見えた人は、壁にぶつかったときに、他人に相談を持ちかけることをしがちかもしれません。自分で解決方法を探るよりも先に、誰かに相談しなければならないと考えてしまうのではないでしょうか。周りを巻き込むことで、気持ちを落ち着かせようとしているのかもしれません。
このタイプの人は、協調性に富んでおり、良くも悪くも他人に依存する人でしょう。あなた自身も誰かが困っていれば助けたいと思っているでしょうし、当然自分も助けて欲しいと考えそうです。壁がどういうものなのか全貌が見えないうちから、誰かに相談し、なんとか簡単に解決できないか探りがちではないでしょうか。
他人に相談できるのは、あなたの最大の強みでしょう。ただ、本当ならもう少し壁がどういうものなのかを見極めてから相談した方が良いのかもしれません。そうすることで、わざわざ相談を持ちかけることなく、自分の力だけで解決が図れる壁を見極められるのではないでしょうか。その少しの間が、あなたの問題解決能力をしっかりと高めてくれそうです。
4.植木鉢に見えた人は「なかったことにすること」
図形が植木鉢に見えた人は、壁にぶつかったときに、なかったことにすることをしがちかもしれません。壁にぶつかったことに気づかなかったふりをし、違う選択をして逃げ出そうとするのではないでしょうか。壁を越えるという考えがあまりなく、避けて通ることが日常になってしまっているかもしれません。
このタイプの人は、穏やかで優しく気が小さいところがありそうです。自分に自信がなく、壁にぶつかってしまったときに、それを超えられると思えないのではないでしょうか。問題を解決していく自分の姿がいまいちイメージできないのかもしれません。逃げているつもりがなくても、振り返ってみれば、結果的に問題から逃げる感じになっていることが多そうです。
極端な例で言えば、ちょっとした失敗を気に病んで仕事を辞めてしまったりしがちでしょう。おそらく、周りから見れば、とてももったいない動きをしているかもしれません。ひとりでは難しいと思うのであれば、誰かに相談してみると良いかもしれません。誰かに話すことで冷静になれ、壁の大きさがどの程度のものか見えてくるのではないでしょうか。越えられるかどうかの判断はその後でも良さそうです。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!