「何に見える？」あなたの“自虐度”がわかる心理テスト

2024.1.31

自分の悪口や失敗談を積極的に口にしたりするなど、自分のダメさをアピールしようとする人のことを自虐的な人と言います。自虐的な人は、それで笑いを取りたいという気持ちと同時に、責任を逃れたかったり、失敗した時の言い訳にしたかったりすることが多いのではないでしょうか。あなたはどのくらい自虐的になっているでしょうか？あなたの“自虐度”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.にんじん

2.カラスの顔

3.ビール

4.ジェラートアイス

1.にんじんに見えた人は「自虐度60%」

図形がにんじんに見えた人は、自虐度が60%とやや高めかもしれません。どちらかというと自虐的な発言がそれなりに出やすい方なのではないでしょうか。自分の失敗談などを積極的に話すことで、親しみを感じてもらいたいという思惑を持ちがちかもしれません。笑いを取るために、自虐に走ることもありそうです。

このタイプの人は、お調子者で賑やかに他人と騒ぐことを好みやすいところがありそうです。人気者でいたいと思う人も多いのではないでしょうか。自分の失敗談を面白おかしく脚色して話すことで、話題の中心でいようとしがちかもしれません。ただ、あなたは自分では自虐的なことを言いますが、他人からダメ出しをされるのは、実はあまり好きではないのではないでしょうか。

つまり他人から言われる前に、自分で言ってしまえという気持ちもあって、自虐的な発言が増えているのかもしれません。図太そうに見えるのですが、意外と繊細な一面を持った人なのでしょう。ただ、あなたは明るく自分の失敗談を話すため、自虐的なことを言っていても、それが面白おかしく聞こえそうです。じめっとした感じにならないのが、あなたのよさなのではないでしょうか。

2.カラスの顔に見えた人は「自虐度80%」

図形がカラスの顔に見えた人は、自虐度が80%とかなり高めかもしれません。おそらく自虐的な発言がとても多い人なのではないでしょうか。少し周りが反応を返しにくい感じで自虐していることがありそうです。あなたが自虐的なことを言った後で、少し場の空気がピリッとして、みんなが「ははは」と気まずそうに笑っていませんか。

このタイプの人は、気が小さく繊細なところがありそうです。自分に自信はないのですが、傷つきやすいがゆえ、周りから自信がないところを突かれることに強い抵抗を感じているかもしれません。だから、先回りして自虐的なことを言ってしまっていそうです。「そんなことないよ」と言われて安心感を得たいという思いもあるのかもしれません。

ただ、敏感な人のようですので、相手が本心から言っているのか、少し戸惑っているのかが透けて見えやすかったりもするでしょう。それで余計に傷ついてしまうことも多そうです。下手に自虐するよりは、何も言わない方が、むしろ自分を守ることができるのかもしれません。

3.ビールに見えた人は「自虐度40%」

図形がビールに見えた人は、自虐度が40%とやや低めかもしれません。おそらく自虐的なことは、それほど言わない人ではないでしょうか。たまに口にすることはあっても、ちょっと笑いを取りたいとか、親近感を持ってほしい程度の軽い気持ちで言っていることが多そうです。

このタイプの人は、おおらかで小さなことはあまり気にしないところがありそうです。精神的にはタフな方ではないでしょうか。少し天然なところもあるせいか、周りからツッコまれることも多そうです。失敗話を披露されたり、ダメ出しをされても、笑って許せるような懐の深さを持っているかもしれません。

むしろそうやって周りがいじってくれることを、おいしいとすら思っているのではないでしょうか。その器の大きさゆえに、あえて自虐的なことを言う必要性がないのかもしれません。あなたの場合、自慢げに自分のことを話しても、嫌味にならないのがよいところなのではないでしょうか。周りがこき下ろしてくれることで、よいバランスになっているようです。

4.ジェラートアイスに見えた人は「自虐度20%」

図形がジェラートアイスに見えた人は、自虐度が20%とかなり低めかもしれません。おそらく自虐的なことは、まず言わない人ではないでしょうか。自分からわざわざ失敗した話をしたり、ダメなところを披露したりする必要性を感じていないかもしれません。むしろ隠しておきたい気持ちが強そうです。

このタイプの人は、勝ち気でしっかりしたところがある人でしょう。他人に弱みを見せるのが苦手で、なんでもひとりで頑張ろうとしがちかもしれません。責任感も強く、失敗したら自分を責めてしまいがちでしょう。言い訳をするのは見苦しいとすら思っているかもしれません。そういうストイックさを持っていそうです。

そのため、どちらかと言うと自信家で堂々とした印象を持つ人が多いかもしれません。あなたに対して、ダメ出しをしようとする人も、ほとんどいないでしょう。あなた自身も、自分のそういう部分には触れないようにしていますし、周りの人はもっと触れないようにしているのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！