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「衝撃!」海鮮が苦手なフランス人YouTuber→日本の超名店の天ぷらを実食し放った“驚きの一言”とは?

  • 2023.11.15
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作成:TRILLニュース

日本に恋して20年以上、侘び寂びが大好きな東京在住のフランス人、オレちゃんことオレリアンさん。恋愛や食べ物、人生、仕事などをテーマに、フランスと日本の文化の違い、フランス人のお友だちとの東京ライフについての動画がアップされており、チャンネル登録者数は47.8万人(2023/11/08時点)。“べべちゃん”という愛称で知られています。

今回はYouTubeチャンネル『Bebechan - 日本のフランス人』の人気動画の中から、『海鮮苦手なフランス人、職人が作る海老天ぷらを食べたら世界が変わりました...【フランス人シェフ】【日本の伝統】』をピックアップ!

今回の動画は、オレリアンさんの友人でシェフのシャルルさんと一緒に、天ぷら屋さんへ日本の天ぷらを学びにいくという内容。職人さんから天ぷらを直伝してもらって食べるというなんとも贅沢な企画内容です。

ところがひとつ問題が…。

実はオレリアンさん、海鮮が苦手なのだそう。

しかし、それでも本格的な天ぷらを知りたいということで今回の企画に至ることに。加えて、お惣菜で食べることはあるものの、本格的な天ぷらを食べるのは人生で初めてとのことでした。

一方シャルルさんは、料理界でも高く評価されているという天ぷらに興味津々の様子。日本を代表する料理のひとつである天ぷらですが、お二人の反応はいかほどに…?

早速見ていきましょう。

今回の舞台は「八丁堀 てんぷら小野」さん

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

今回、オレリアンさんたちに天ぷらについてお話ししてくださるのは東京都中央区にある天ぷらの名店「八丁堀 てんぷら小野」のオーナーシェフを務める、志村幸一郎さん

志村さんは、2006年にてんぷら小野の二代目として店を継ぐと、海外のVIPゲストを中心に “心” のてんぷらを揚げる取り組みを進めたのだそう。世界を舞台に料理人として活動する一方で山形県や北海道などに赴き生産者との繋がりを深めたといいます。動画で見てもわかる通り、とても気さくな方でその高いコミュニケーション能力と日本食文化への深い理解から、早稲田大学、国際基督教大学などでの講義やワールドクルーズ船の日本料理総監修担当など多彩な活動を行っているそうです。

シェフであるシャルルさんは、職業柄からか、その天ぷらの深い世界や天ぷら職人の様子を垣間見て益々興味津々の様子でした。

早速調理へ!まずは下処理から

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

 

ということで早速調理場に移動した3人。まずは車海老の下処理からということに。なんと車海老はまだ生きている状態!そこで、オーナーシェフの志村さんがまずお手本を。その手際の良い美しい作業工程に、シェフのシャルルさんも思わず見入ってしまいます。オレリアンさんも、

オレリアンさん「素晴らしい」

と一言。職人技を目の当たりにして、速すぎるスピードにも驚きを隠せない様子でした。

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

志村さんのお手本を見た後、まずはシェフのシャルルさんが車海老の下処理に挑戦してみることに。

シェフということでどうしても期待値が高まってしまいますが…その期待を上回るほどサクサクと処理を進めていくシャルルさん。初めてとは思えない手つきに次に挑戦するオレリアンさんがプレッシャーを感じてしまうほど。

パパッとやり終えて志村さんに判定してもらうと、皮のむき残しと根元の処理が少しだけ足りなかったとの判定が。しかし、たった1回お手本を見ただけとは思えない出来栄えに志村さんも「よくできました」と太鼓判を押していました。

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

続いての挑戦者はオレリアンさん!

シャルルさんの出来栄えに、思わず不安を吐露してしまうほどプレッシャーを感じるオレリアンさん。また、生きている車海老を捌くのにドキドキしているのも窺えます。

スタートしてみると、動き出す海老に困惑しているオレリアンさん。なかなか作業が進まないかと思いきや、ご両親が海老好きだったそうで皮を剥く作業は手慣れているとのことで、皮を剥く作業はスムーズにクリア。

志村さんからも「結構できている」と褒められていました。

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

しかし、切れ込みを入れる場面と尾を切る場面で、職人さんならではの切れ味の良い包丁を把握しきれておらず、海老を切り過ぎてしまったオレリアンさん。

これ以上動かすと海老が千切れてしまうとのことで、ひと工程飛ばして揚げる作業へと移ることになりました。指を落とす危険性があるほどの切れ味の包丁で小さな海老に細かい工程を施すのはなかなか難しいですよね。

天ぷらの決め手!揚げる作業へ

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

次はいよいよ揚げる工程に入ります。先ほどと同様、まずは志村さんの見本から。職人技の流れるような作業にお二人も真剣に見ている様子。

天ぷらといえば、この揚げる作業は味付けを決める重要な工程ですが、果たしてお二人はうまくできるのでしょうか?

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

まずはシャルルさんから。初めて早々手際よくスムーズに進めていくシャルルさん。志村さんも思わず

志村さん「いいねセンスがいい!結構綺麗にできるんじゃない?」

と絶賛。さすがシェフと言わざるを得ません。揚げる工程位まで難なくたどり着くことができました。卵水の粉が少し少なかったようで、若干スリムな天ぷらになったものの見事な出来栄えの海老天ぷらが完成。

最後に志村さんから最後に油をよく切るポイントをアドバイスされてシャルルさんの天ぷら作りは完了です。

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

続いてオレリアンさんの番へ。またしてもシャルルさんが優秀すぎてプレッシャーがかかるオレリアンさん。

進めてみると、不安ながらも上手に仕上げて行くオレリアンさんに、志村さんも悪くないと励ましていました。しかし、揚げ終えた海老の姿に志村さんとシャルルさんはびっくり。

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

シャルルさん「スペシャルだね」

少し変わった見た目になってしまったものの、無事完成し実食へ。海鮮が苦手だったはずのオレリアンさんですが、そのお味がかなり気に入ったようで、驚きの表情を見せながら、

オレリアンさん「僕の人生の中で一番美味しい海老です」

と自分で作った海老の天ぷらの味わいに大興奮の様子でした。

職人の技が光る絶品天ぷらを実食!

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

最後には、天ぷら職人である志村さんの天ぷらを食べてみることに。今回は車海老の天ぷら、のどぐろの天ぷら、とうもろこしの天ぷらの3つの天ぷらを実食。志村さんのおすすめで、食事に欠かせないお酒は「ローラン・ペリエ ウルトラ ブリュット」を合わせていただくことに。

海鮮嫌いのオレリアンさんとフランス人シェフのシャルルさんに日本の天ぷらはどのように映るのでしょうか?

車海老の天ぷら

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

まずは先ほどお二人も作った車海老の天ぷらを試してみることに。その綺麗な天ぷらの姿に思わず身を乗り出すオレリアンさんとシャルルさん。高知の旨味と甘味が広がるお塩をつけていざ実食。

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

口の中に入れるとまた職人技が。思わず笑みを漏らしてしまうほどの美味しさだったようです。

オレリアンさん「素晴らしい。すごい柔らかい」
シャルルさん「食感が素晴らしいですね」

志村さんが言うことには、この海老の天ぷらのポイントは、少しプリッとした食感、甘味、柔らか過ぎないことなのだそう。自分たちが作ったものと比較できてより職人技の凄さが際立っている様子でした。オレリアンさんに関しては、自分の天ぷらは揚げすぎだったんだと気づきが。

海鮮が苦手なオレリアンさんでしたが、人生で一番美味しい海老天ぷらと豪語するほど大興奮の様子でした。

のどぐろの天ぷら

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

続いては、ちょっと変わったのどぐろの天ぷらを食べてみることに。スモーカーを使って少しスモーキーに仕上げたのどぐろを使った天ぷらを作るとのことで、シャルルさんは特に大興奮!
少し変わり種風な天ぷらにお二人ともワクワクが止まらない様子。

紫蘇と海苔を巻いて、醤油とレモンでいただく一品が完成!
果たしてお二人の反応は…?

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

オレリアンさん「素晴らしいこれ!燻製の味がすごい!魚もジューシー」
シャルルさん「紫蘇が効いてる!のどぐろの天ぷら、海苔、すっきりさを加える紫蘇、組み合わせが最高だ」

と、思わず顔を見合わせてしまうほどの美味しさだったようで大絶賛。一般的ではない、志村さんならではの絶品天ぷらを食べてお二人の盛り上がりはさらに増しているようでした。

とうもろこしの天ぷら

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

最後に食べるのはとうもろこしの天ぷら。天ぷらだけでなく、とうもろこしの芯から取ったお出汁を先に飲んでから天ぷらを食べるのだそう。ということでまずはお出しを飲むことに。

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

オレリアンさん「うわ!美味しい!」
シャルルさん「甘い!」

お出汁と塩だけとは思えないお味にお二人とも驚いているようでした。

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

続いていよいよとうもろこしの天ぷらへ。食べてみると…?

オレリアンさん「コーンがすごく甘くてジューシー」
シャルルさん「トリュフ?」

なんとシャルルさんは、その香ばしさに思わずトリュフかと思ってしまったほど。オレリアンさんは、コーンの甘さとジューシーさがサクサクの衣とマッチしているのがとても気に入った様子でした。

天ぷらの世界を見たお二人は…?

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

改めて全体を通したお二人の感想を聞いてみることに。

まずはオレリアンさん。

オレリアンさん「自分の作った天ぷらとシェフ(志村さん)が作った天ぷら、全然違ったね。本当に本当に」

とコメント。職人技が詰め込まれた美味しい天ぷらを知って、海鮮が苦手だったオレリアンさんですが「天ぷらが大好きになった」と驚きの感想まで!

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

一方、シェフであるシャルルさんも、その職人技術に圧倒された様子。

シャルルさん「とても貴重な体験だった。本当に驚かされましたね。お寿司同様天ぷらにもたくさんの技術が詰め込まれていた。キャリアの全てを捧げないと到達できない」

とまでいうほど、志村さんの職人技に魅了されていたよう。日本の職人さんの技術と大切に守り抜いてこられた天ぷらの伝統、そしてそれにつながる圧倒的な美味しさに感心しているお二人でした。

動画の視聴者の方からはたくさんのコメントが!

動画には、志村さんの職人技への賞賛やフランス人お二人の微笑ましいやりとりなどへのコメントがたくさん寄せられていました。

あらためて日本の料理って五感をフルに活かしながら作られているんだなと分かって感動した!
そしてこういった最高峰の日本料理の素晴らしさを瞬時に理解できるフランス人のお二人にも感動した!
シャルルが優等生すぎていつもべべちゃんのプレッシャーが半端ないのが面白すぎる(笑)
シャルルさん、ジャンルこそ違えどやっぱりシェフですね。器用にこなすし、調理中の真剣な眼差し格好いいです!
一般の日本人でも、なかなか味わったことのない、匠の天麩羅!いつかこういう素晴らしい天麩羅食べてみたい。
天ぷらとシャンパンの組み合わせは初めて知りました。美味しそう!いろいろな食材同士や飲み物とのペアリングがあって、天ぷらって自由で楽しい料理なんだなと思いました。

海鮮が苦手なフランス人も唸る日本の天ぷら!

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出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

日本の伝統料理がフランスで過ごしてきたお二人にも認められて、なんだか誇らしい気分になってきますよね。

海鮮が苦手というオレリアンさんでしたが、動画内ではとても海鮮が苦手とは思えないほど美味しそうに天ぷらを食べるオレリアンさんの姿が見られました。また、フランス人シェフのシャルルさんはその職人技に釘付けになっている様子も。日本の伝統と文化が世界で通用しているということがわかりました。

動画ではより詳しくお二人の様子が見られるのでぜひご覧ください!



動画:『海鮮苦手なフランス人、職人が作る海老天ぷらを食べたら世界が変わりました...【フランス人シェフ】【日本の伝統】

協力:『Bebechan - 日本のフランス人

オレリアン
東京在住のフランス人YouTuber。Youtubeチャンネル「Bebechan -日本のフランス人」を運営している。幼い頃から日本の文化に魅了され、7年前に待望の来日。生活するにつれてますます日本の虜となり、YouTubeチャンネルを開設以降、沢山の日本の魅力を発見し、彼の鋭い観点から様々なコンテンツを発信している。好きなものは侘び寂び。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。