1. トップ
  2. 「完ぺきだ」フランス人YouTuberと両親が実際に作って手放しで絶賛した“日本の家庭料理”とは?

「完ぺきだ」フランス人YouTuberと両親が実際に作って手放しで絶賛した“日本の家庭料理”とは?

  • 2023.11.20
undefined
作成:TRILL

日本に恋して20年以上、侘び寂びが大好きな東京在住のフランス人、オレちゃんことオレリアンさん。恋愛や食べ物、人生、仕事などをテーマに、フランスと日本の文化の違い、フランス人のお友だちとの東京ライフについての動画がアップされており、チャンネル登録者数は49.5万人(2023/11/20時点)。“べべちゃん”という愛称で知られています。

今回はYouTubeチャンネル『Bebechan - 日本のフランス人』の人気動画の中から、『もっぱら料理好きのフランス人両親が初めて肉じゃがを食べたら…「日本が羨ましい…」』をピックアップ!

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

今回の企画は、元料理人であるというオレリアンさんのお父さんと現役主婦のオレリアンさんのお母さんが日本を代表する家庭料理の1つである「肉じゃが」のクッキングにチャレンジし、肉じゃがを知ってもらうというもの!

フランスの調理法や食材と共通している点もあることから「肉じゃがを食べるとフランスの家庭料理を思い出す」というオレリアンさんからレシピを聞いて実際に作り、そして食べてみたオレリアンさんのご両親は一体どんな反応をするのでしょうか?

下処理からスタート!

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

まずは下処理から。ということで進めていきますが、ハムやチーズなどのおつまみをつまみ、お酒を飲みながら料理するというスタイルに。

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

玉ねぎを切る工程で、元料理人だったお父さんが登場。ただ切るだけに思えますが、

お父さん「フランス流の切り方でいいのか?」

と少し戸惑っている様子。日本の切り方とは違うのでは?と料理の完成へと影響が出てしまわないか心配していました。さすがは元料理人の着眼点ですね!

魚介だし×お肉の組み合わせに驚き!

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

お料理の段階はだしを使う工程に。一般的な和風顆粒だしを使用していますが、お湯に溶かすといい香りが広がっていきます。

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

ここでお父さんから疑問が。

お父さん「これは魚料理なのか?肉料理なのか?」
オレリアンさん「だしを使っているだけで魚料理ではないな…」
お母さん「海と大地の融合ね!」

わたしたち日本人からすると、肉料理として当たり前になっている肉じゃがですが、確かにお肉料理に鰹の入った出汁を使うのは珍しいのかもしれませんね。なんともユニークだと盛り上がっていました。

また、オレリアンさんは作った肉じゃがは一旦冷まし、その後再度過熱するとさらに味が染み込むらしいというアドバイスをご両親へ。熱心にレシピの勉強をしていたようです!

そしてついに完成!

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

ついに肉じゃが完成!

出来栄えはご覧の通り!とっても美味しそう。

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

料理は見た目も大事、ということで盛り付けはフランス流。おしゃれな帽子のようなお皿に盛り付けられて家庭的な肉じゃが料理が高級フレンチのように見えてきます。

お皿やセッティングでここまで雰囲気が変わるのも面白いですよね。

いよいよ実食!そのお味は…?

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

いよいよ気になる実食!

美食の文化が盛んなフランスで暮らすご両親ですが、果たしてお口に合うのでしょうか?

お父さん「フランス料理も美味いが、こってりしている。それと違って油っぽくないのがいい」「じゃがいもも形が残っていて完璧だ」
お母さん「長生きのためにはあっさりした料理を食べるべきね」

フランスではこってりとした味付けの料理が多いらしく、日本料理のあっさりとした味わいを気に入った様子。さらにお母さんは、調味料についても驚いたポイントが。

お母さん「塩を一切使っていないの!」
オレリアン「そうだね、醤油自体がいい塩気になってる」
お母さん「お醤油は万能ね!素晴らしいわ!」

お醤油やだしの風味で塩を使わずともしっかりと味がついていることに驚き、大満足のオレリアンさんご一家でした。

フランス文化と日本文化を掛け合わせてさらに美味しく!

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

今回、オレリアンさんご一家は肉じゃがにパンとワインを合わせることに。

フランス流のパンの食べ方として、ソースをたっぷりとパンにつけて食べるというのがあるそうで、今回はパンに肉じゃがの煮汁をたっぷりと染み込ませて食べてご紹介していました。

undefined
出典:『Bebechan - 日本のフランス人』(YouTube)

お父さん「すでに素晴らしい料理をもっと素晴らしくする」

異なった国の料理や文化を融合することでより一層食事が美味しくなる、と国際的な食事を満喫しているようでした。

動画にはコメントがたくさん!

動画には日本料理文化を再認識して興味深く感じている方やオレリアンさんご一家のやりとりにほのぼのとしたとのコメントが寄せられていました。

味の決め手として油を使わない日本料理は世界的に見てかなり珍しいそうですが、食べただけでそのことに気づくお二人の味覚はすごいですね。
料理で油ではなく、出汁で味を決めるのは、日本食ならではらしいです。
クリーミーだけど油じゃないのがいいわね!というお母様のコメントに感動しました。さすが分かってらっしゃる!
肉じゃががこんなにオシャレで高級に見えるのは初めて!!
それにしてもめっちゃ上手に作れましたね。日本人の料理人が作ったみたいに完璧!
肉じゃがって日本の家庭料理だし茶色で地味な料理なんだけど、フランス人がオシャレなお皿でナイフとフォークを使って食べるとこんなにオシャレな料理に見えるんだなと感心した。
魚介出汁で肉を煮込んでることを意識したことがなかったので、 ご両親が『ユニークな料理』や『海と大地の融合』とおっしゃって、 「確かに!!」となりました。

肉じゃが料理が初めてとは思えない出来栄えで大成功!

オレリアンさんご一家の初めての肉じゃが料理は大成功!

日本人にとっては当たり前のようにしている料理の工程でも、改めて見つめ直してみると確かに意外と日本特有な料理や調理方法って多いですよね。他国の文化と比較してみても面白いかもしれません。



動画:『もっぱら料理好きのフランス人両親が初めて肉じゃがを食べたら…「日本が羨ましい…」

協力:『Bebechan - 日本のフランス人

オレリアン
東京在住のフランス人YouTuber。Youtubeチャンネル「Bebechan -日本のフランス人」を運営している。幼い頃から日本の文化に魅了され、7年前に待望の来日。生活するにつれてますます日本の虜となり、YouTubeチャンネルを開設以降、沢山の日本の魅力を発見し、彼の鋭い観点から様々なコンテンツを発信している。好きなものは侘び寂び。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。