ビジネスシーンでは「○○百万円」などと記載することがあります。
では「3000百万円」はいくらかわかりますか?
今回は「3000百万はいくらなのか」について解説します。
問題
3000百万はいくら?
3000百万という数字を見ても、具体的な数字はわかりませんよね。
【ヒント】3,000と1,000,000をかけてみましょう。
答えは分かりましたか?
正解は「30億円」でした!
解説
そもそも百万という単位は、欧米の数字の表し方が由来しています。
欧米では3桁ごとに区切りを入れるので、日本でもそのように表記しています。
例:3,800,000 124,500,000
「〇〇百万」という表記で具体的な数字が知りたいときは
○○という数字の部分を100倍しましょう。
「3000百万」の場合は、3000×100=300000
これに「万」をつけると、300000万、
つまり300000×10000となるので、3,000,000,000(30億)ということです。
「480000百万」の場合はどうなるでしょうか。
480000を100倍すると、48000000
これに万をつけると、48000000万、
つまり48000000×10000となるので、480,000,000,000(4800億)になります。
一覧にしてみると下記のとおりです。
10百万→1000万
100百万→1億
1,000百万→10億
10,000百万→100億
100,000百万→1000億
1,000,000百万→1兆
まとめ
「3000百万」と表記されると、パッと具体的な数字が浮かんでこないものですが、
今回ご紹介した通り「数字を100倍して、万とつける」と覚えておきましょう。
文・監修:SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。
編集:TRILLニュース