「小学校の計算?そんなの簡単!」と思っているみなさん。
実際に計算しようとすると電卓頼りになっていて、正確に計算できる自信がないという方も多いのではないでしょうか。
今回の問題は、小数のわり算に関するものです。
さらに、余りも考慮する必要があります。
さて、正確に計算できるでしょうか?
問題
次の計算を行い、商を整数で求め、余りも出しなさい。
5.8÷0.6
電卓を使うと簡単に答えが出ますが、余りを求めることはできません。
「商」とは「わり算の結果」のことを指します。
この計算では、その答えが整数となることを目指します。
では、計算してみましょう!
答えは「9あまり0.4」です!
解説
「小数点の位置をどう扱うか」というのが、今回の計算のキーポイントです。
わり算には次のような性質があります。
「わる数」と「わられる数」に、同じ数を掛けたり割ったりしても、商は変わらない。
この性質を利用して、今回の問題「5.8÷0.6」は「58÷6」の計算として考えることができます。
6×9=54なので、58÷6=9あまり4
しかし、ここで注意が必要です。
元の問題は「5.8÷0.6」ですね。
初めの数が5.8なので、余りが4というのはおかしいですよね。
余りに関しては、小数点を元に戻す必要があります。
今回の計算では「58÷6=9あまり4」となりましたが、これを10分の1にすると、「5.8÷0.6=9あまり0.4」となります。
まとめ
この問題は、小学校の上級学年で学ぶ「余りのある小数のわり算」の一例です。
実はこのような計算は、大人でも間違えやすいものの一つです。
基本をしっかりと理解して、日常生活や仕事での計算ミスを防ぐために、この機会に再確認してみてください。
文・監修:SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。