【冷凍NGなパンはどれでしょう？】メロンパン、コーンマヨパン、カレーパン。知っておいて損ナシです！

特売日にまとめ買いしたパンなど、消費期限までに食べ切れない分は冷凍保存している…といった方は多いと思います。でも、冷凍に向かない種類については、あまり知られていないのかもしれませんね。

そこで問題です。写真の「メロンパン」「コーンマヨパン」「カレーパン」の中で、冷凍するとおいしさを損ねてしまうものはどれでしょう？

本記事では、冷凍保存に不向きなパンについて、焼き直しのコツとともにご紹介します。

答えは「コーンマヨパン」。上にのっているマヨネーズが冷凍保存に向いていないんです。

マヨネーズやケチャップなどの水分が多い調味料は、冷凍すると油分と水分が分離し、解凍時にパンに浸透してしまいます。それがおいしさを損ねる原因なんですね。

実際に冷凍した後リベイクしてみたので、変化をチェックしてみましょう。

見た目では変化がわかりづらいのですが、食べてみるとコーンマヨの周りのパンが少しベシャッとしています。やはり、マヨネーズは冷凍には不向きであることがわかりますね。

他にも、じゃがいものように冷凍すると食感が変わってしまう具材も、冷凍保存には向いていません。冷凍を前提にパンを購入する際は、調味料や具材を意識して選ぶと良いですよ。

こちらは冷凍した後に常温で半解凍したメロンパン。このまま自然解凍してもおいしく食べられるのですが、今回はトースターで焼いていきましょう。

200℃に温めておいたトースターに、半解凍のメロンパンを入れます。焦げを防ぐため、アルミホイルで包みました。

ここから約5分焼き、アルミホイルに包んだまま余熱で約2分温めました。

焼き上がったのがこちら。表面はクリスピーで、中はふわっふわ…！バターの香りも立ち上がり、まるでできたてのメロンパンのようです。

このように、トースターで焼くことで、冷凍保存したパンもおいしくいただけるんですね。

次に、カレーパンです。中に具材が入っているものは、焼く前に具材まで解凍しておくのがおいしく仕上げるコツです。

常温や冷蔵庫で半解凍することもできますが、今回は電子レンジを使用します。耐熱皿にのせてラップをふんわりかけたら、500Wで約20秒加熱。加熱時間は様子ようすを見ながら調節してくださいね。

先ほどのメロンパンと同様に、200℃に温めたトースターで約5分焼き、そのまま余熱で約2分温めました。

アルミホイルから出すと、湯気とともにカレーの香りがふわっと漂ってきました。

外はサクサクしていて、生地はもっちり。中のカレーもほど良く温まっていて、とてもおいしく仕上がりました！

今回は、冷凍に不向きなパンについてと、解凍のコツをご紹介しました。パンは全部冷凍できるものだと思い込んでいた筆者は、冷凍NGのパンがあると知って驚き！知っておいて損はないですね。

パンを冷凍保存する際は、ぜひ参考にしてみてください！