「何に見える？」あなたの“辛口度”がわかる心理テスト

2023.11.10

辛口と毒舌は、よく似ていますが、辛口は少し強く言いすぎる表現の仕方であり、皮肉めいた表現とは違います。手厳しい言い方に受け止められて辛く感じることもありますが、逆に“本当のことを言ってくれた”と感謝されるような機会もあります。単なる悪口とは違う、辛口という表現は実はとても難しいコミュニケーションです。今回は、あなたの辛口度を心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.クリームパン

2.猫の手

3.犬の顔

4.逆さまの花

1.クリームパンに見えた人は「辛口度20%」

図形がクリームパンに見えた人は、辛口度が20%と低いようです。どちらかと言えばストレートな人間性のようです。自分の思っていることを正直に言うことが多く、相手を悪く言う時も、手厳しい辛口ではなく、素直に相手に受け止めてもらいやすいような伝え方をする真面目なタイプでもありそうです。

またクリームパンという柔らかいものとして表現している点から、わりと人間性も柔らかかったり、お人好しなところもあるのではないでしょうか。集団で同じ体験や経験をしても、悪く捉えたり嫌な感じで受け取るのではなく、前向きによい方向に捉えるところがありそうです。

辛口な人、というよりも素朴でお人好し、という表現の方が合っているのではないでしょうか。あなたと一緒にいれば、周りの人は優しい気持ちになれたり、穏やかにすごせそうです。人からも好かれやすい面が多いでしょう。

2.猫の手に見えた人は「辛口度60%」

図形が猫の手に見えた人は、辛口度が60%とやや高いようです。猫の手の肉球のある方を手の裏面とすると、肉球の無い表面を想像して選んだのではないでしょうか。これはあなた独自の考えや観察力の高さが考えられます。

手を意味する選択肢を選んでいることから、あなたは辛口を物事やコミュニケ―ションを進める手段として用いていることがありそうです。自分の気分で相手を否定、拒絶するのではなく、冷静に少し言いすぎなくらい相手を酷評したりすることで、自分の望む方向に物事やコミュニケ―ションを進める傾向があるのかもしれません。

おそらくあなたは優秀で、賢い知能を持つ人なのでしょう。また時に厳しいことを言う必要がある役職や立場にいるのかもしれません。しかし、日常的に使用することがクセになったり、多用しすぎることで弊害が生じる可能性もあるでしょう。少し言い方や表現を柔らかくすると、あなたの評価はもっと高くなるかもしれません。

3.犬の顔に見えた人は「辛口度40%」

図形が犬の顔に見えた人は、辛口度が40%とやや低いようです。心理テストの解釈としてのポイントは動物、顔という点です。動物の中でも比較的人間と親和性が高い犬を想像されている点から、人との関係性でもあまり悪い関係性になるような発言は普段からされないように見えます。しかし顔を想像することは、善にも悪にも、よいも悪いもと言った二面性が解釈に出てきます。

人間関係も状況によっては少し変動の幅が大きそうです。普段は大人しかったり穏やかであったりするのに、何かスイッチが入ったりストレスが溜まったりした時に、普段とは別人のように怒りだしたり、相手を強く責めることはありませんか。日常生活でそんな風に豹変することはそれほど多くはなさそうですが、チクチクとした辛口な表現は日常的にありそうです。

なるべくストレスを溜めない生活をお勧めします。ストレスを無くすことは難しいですが、適度に発散していきましょう。ストレスを溜めて豹変することがあれば、その後の人間関係への影響が大きくなります。自分のためにも上手く発散していってくださいね。

4.逆さまの花に見えた人は「辛口度80%」

図形が逆さまの花に見えた人は、辛口度が80%と高いようです。花という柔らかい、優しいと言った表現を想像しやすい物を反転して捉えることが出来る点。また他の選択肢に比べて中々連想しにくいものを選んでいる点。この二点から、様々な視点を持てる人間性であり、表現力や解釈の力が非常に高いように思えます。そのため、相手を思いやる力も非常に高いのですが、斜に構えた見方をしてしまう一面もあるため、辛口度は高くなります。

しかし、誰彼構わず攻撃性が高いというわけではありません。元々日常での言い方がキツイところはあるようですが、割と周囲の空気を読んだり、関係性を見て、不当なことや納得のいかないことに辛口で表現していくように思えます。他の人が中々言えないことや、考えつかないような視点からのキツイ指摘をしていくことで、よい意味で空気を壊せるタイプです。

実は内面には同じくらいの優しさが隠れているのかもしれません。キツイことを言いつつも相手を思いやっていたり、気を遣ったうえでの発言だったりするのかもしれません。辛口を多用したり、普通では思いつかないような表現に変える力があるからこそ、辛口度は高いですが、本当は優しい人なのかもしれませんね。

ライター：Kazuki.W
心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう！