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雨の中で小学生に保護された子猫 12年経った“記念日の一枚”に「立派になったね」「泣ける」の声

  • 2023.9.13

人間も動物も、出会いがあれば別れもあります。一緒に過ごし、成長した時間は何にも代えがたい宝物ですよね。

ピョンタ・フロスキー(@pyonta_F)さんが、12年のビフォーアフター写真をX(旧Twitter)に投稿すると、3.5万いいねを集め、「泣ける」「ビッグラブ!」「素敵」と話題になっています。

いったいどんなお写真なのでしょうか?

その様子がこちら。

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出典:ピョンタ・フロスキー(@pyonta_F)さん

今から12年前の2011年9月1日、小雨の降る中で、お兄ちゃんと猫のピョンタくんは出会いました

小さな男の子の足よりも小さな小さな子猫ちゃん。雨の中こんなに小さい猫ちゃんがいたら心配になってしまいますよね。この日から、子猫ちゃんは家族の一員に。

そして時は経ち、12年後の現在のお写真がこちら!

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出典:ピョンタ・フロスキー(@pyonta_F)さん

※下記の日付のリンクをクリックするとX(旧Twitter)に移動します

ピョンタ・フロスキー@pyonta_F 2023年9月1日
今日は出会った記念日。12年ですにゃ。
この春から僕と兄ちゃんは離れて暮らしています。
出会いの写真と兄ちゃんがお引越しする前にお散歩したときの写真

ふたりとも、とっても大きく成長しています!

特にピョンタくんは、あの小さい姿が嘘のようにふわふわで大きな猫ちゃんに!ピョンタくんが慣れたようにお兄ちゃんに乗っている姿からは、二人の12年間の軌跡が想像できますね。

息子さんとピョンタくんの強い絆

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出典:ピョンタ・フロスキー(@pyonta_F)さん

息子さんとピョンタくんについて、ピョンタくんのママさんからお話をお伺いしました。

---ピョンタくんとどのように出会われたのか教えてください。

「2011年9月1日。小雨の降る土手を息子と一緒に歩いていて出会いました。習い事(公文)の教室へ息子を送る途中でした。息子の『ママー!猫ちゃん!』の声に振り向くと、息子の足元に小さな子猫がいました。どこから現れたのか全く分からなくて、もちろん近くに親猫がいる様子もなく、小さく震える子猫に戸惑いました」

---息子さんが発見されたのですね。

「息子は触ることもできずに固まってしまっていて、『ママ、この子どうしよう?』と。思わず撮った写真です。台風が夜中にはやってくると予想されていて風雨がこれから本格的になると思ったので、放っておくこともできずに保護しました

---素敵なご家族と出会えてよかった…!息子さんとピョンタくんの関係を教えてください。

「当時小学生だった息子が音読をするのをじっと見守ったり、遊ぶのも寝るのも、とにかくずっと一緒でした。息子が小学生の頃の出来事です。おじいちゃんおばあちゃんが我が家へ遊びに来て食事をしていた時に、息子が何だったか悪いことをしたのです。その場にいた全員から『ダメだぞ』と注意を受けていたのですが、いつもは悪さをしないピョンタが急に花瓶を倒したのです。おそらく、さらに悪いことをすれば自分が叱られるから、気をそらして息子を助けたかったのでしょう。それを見て猫嫌いなおじいちゃんさえも、この猫は利口だなと感心してしまったほどです」

---賢くて優しい…!

「息子が大きくなってからも息子と私が口喧嘩をしていると私の足に齧り付いて全力で守ろうとしていました。拾ってもらった恩を感じているのか、兄弟の絆なのか。大きくなってからは常に一緒ということはなく、それぞれの時間を過ごす二人でしたが、大事な時だけは団結する兄弟みたいです」

---絆は変わらないのですね。

「息子はピョンタに癒してもらいたくて猫吸いをしますが、『仕方にゃいにゃぁ』といった感じで付き合っています。『しつこいと辞めろぉ!』と手で拒否したりします」

お利口ピョンタくん

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出典:ピョンタ・フロスキー(@pyonta_F)さん

---ピョンタくんはどのような猫ちゃんですか?

「ピョンタはほとんど鳴くことがなくて静かです。とにかくお利口さんです。家族が食事の時に一緒に食べることがありますが、その時は自分の椅子に座って自分のお皿に出してもらったものを食べます。食事中にテーブルに乗ることはありません」

---本当にお利口さん…!

「爪研ぎも決まったところでしかしません。お手もできます。ドアも簡単に開けます。言葉も理解できているような感じがします。時間も分かっています。在宅勤務のパパが終業時間を過ぎても部屋から出てこないと催促します。猫であることが不思議な感じです」

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※下記の日付のリンクをクリックするとX(旧Twitter)に移動します

ピョンタ・フロスキー@pyonta_F 2023年9月1日
2年前の10年記念日に作った僕らのストーリーだにゃ。 よかったら見てにゃん。(音楽つき。)

息子さんは飛行機の距離に引っ越したので、しょっちゅう帰ってくることができないそうですが、この夏休みには帰省してピョンタくんと2週間ほど一緒に過ごしたとのことです。ピョンタくんも嬉しかったでしょうね。

「大きくなった」「尊い」の声

こちらの投稿を見た人たちからは、次のようなコメントが寄せられました。

「この写真を拝見するたびに命の尊さと人の優しさに心が温かくなります。 出会いは運命でしたね」
「おめでとうございます 離れていてもピョンタくんとお兄さんの心は一つ これからも記念日お祝いさせてください」
「2人とも大きく立派になったね 12 年は尊いですね」
「ピョンタくんもお兄ちゃんも大きくなって、元気に成長したのが一番の宝ですね。いつみても素敵な2人です」

今はお兄ちゃんとピョンタくんは離れて暮らしていますが、離れていても強い絆で結ばれ、心の支えになっているのでしょうね。



文/構成:TRILLニュース

提供:ピョンタ・フロスキー(@pyonta_F)さん