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【トラベルライター直伝】フライトの乗り継ぎ時間を有効活用する“とっておきの方法”とは

  • 2024.2.11
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出典:PIXTA

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

昨年ようやく渡航制限が緩和されましたが、みなさんはもう海外旅行はしましたか?言語や文化、見られる景色などが全く異なる“海外旅行”は、非日常を味わえるのも醍醐味のひとつですよね。

海外旅行は国内旅行と比べると、フライトが長時間になったり、訪れる地域によっては飛行機を乗り継いで訪れなければならなかったりと、目的地に着くころにはすっかりヘトヘトになってしまうこともしばしば。長時間のフライトや乗り継ぎも、せっかくなら楽しく過ごしたいですよね。

そこで今回は、「国際線の乗り継ぎ時間を有効活用する方法」をご紹介。これまでに26カ国への渡航経験のある旅好きの筆者が、海外旅行のネックとなる長時間フライトでの乗り継ぎをより楽しく、より有効に過ごせるよう、とっておきの方法をお届けします!これをチェックすれば、次からは長時間フライトの乗り継ぎも心ゆくまで楽しめる海外旅行になりますよ。

長い乗り継ぎ時間を活かして“観光”する

実は、フライトの乗り継ぎ時間を活用して、経由地の空港近辺を観光することができるのを、みなさんはご存知でしょうか。

例えば、日本からイギリスへ旅行で訪れる際の経由先がドバイだったとしましょう。この際、ドバイで一度“出国手続き”を行います。その後、乗り換え予定のフライトに間に合うように空港へ戻ってきて、搭乗手続きや入国手続きなどを済ませることができれば、乗り継ぎを待つ間の時間は空港から出て、街中の観光を楽しむことができるのです!

乗り継ぎ時間の目安は“5時間程度”から

乗り継ぎの時間を活用して観光を行い、次のフライトへ搭乗するための具体的な手順は以下の通りです。

  1. 経由地の空港での入国審査
  2. 市街地の観光
  3. 空港カウンターでの搭乗手続き
  4. 保安検査
  5. 出国審査

よくある同一の航空会社の便で乗り継ぎのみを行う場合、空港の出国後エリアのみの滞在となるため、経由地での入国や出国の手続きはありません。一方、今回紹介している空港から一度外へ出て観光する場合、経由地で入国の手続きを行います。観光を終え、空港に帰還した後に乗り継ぎ便へ搭乗するため、再度、搭乗・出国の手続きを行うようなイメージです。

経由地への到着時刻や経由する空港の混雑具合によって異なりますが、一般的な目安があるので参考にしてみてください。

【一般的に目安とされている所要時間】

入国審査:到着後約1時間程度
空港⇔市街地間の移動:往復1時間程度
国際線:空港に2時間前到着が目安

これを踏まえると、経由地の近辺を観光するためには最低でも乗り継ぎ時間を“5時間程度”見ておくと無難です。慣れていない方はゆとりを持って計画しておくといいかもしれません。

【要注意】“ビザ”が必要となるケースがある

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出典:PIXTA

楽しい乗り継ぎ時間での観光ですが、もちろん注意点もあります。実は、経由地全ての空港で観光できるというわけではありません

次のフライトを待つわずかな時間であっても、経由する国によっては入国のために“ビザ”が必要となる場合があります。「日本のパスポートは世界最強」とよく言われますが、それでも一部ビザを必要とする地域があるのです。乗り継ぎの時間を活用して観光しようと考えている方は、事前に経由地の入国要件を確認しておくと安心です!

あえて乗り継ぎ時間の長いフライトを予約するのもアリ◎

かくいう筆者も、ロシアとマレーシアへ乗り継ぎの時間を利用して観光をした経験があるんです。乗り継ぎの時間が長いと、目的地への到着にかかる時間が長くなるため、体力的な負担は大きくなってしまいますが、中途半端に数時間を空港で過ごさなければならないのであれば、あえて乗り継ぎ時間の長いフライトを予約し、経由地の観光を楽しむのも選択肢のひとつではないでしょうか。経由地の観光でゆっくり過ごせたら、フライト時間は長くても、身体の疲労は軽減できるかもしれませんよ。

せっかくならいろんな国を観光してみて!

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出典:PIXTA

せっかくの海外旅行、どうせならいろんな国や街を見てみたいと思いませんか?そんな方は、ぜひ乗り継ぎの時間も有効活用して経由地の散策も楽しんでみてください。きっと、今までの海外旅行で一番楽しい素敵な思い出になりますよ!

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です
※記事内の画像はイメージです



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。