紙の税関申告が不要に！？【トラベルライター直伝！】手続きを短縮できる“超便利システム”とは

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

渡航制限が緩和された昨今、「そろそろ海外旅行を検討してみようかな…」なんて考えている方も多いのではないでしょうか。そんな海外旅行で面倒なことのひとつといえば、“出入国に関わる検査や手続き”ですよね。

そこで今回は、日本へ帰国した際の入国手続きを短縮できるシステムについて、紹介していきます。これまでに訪れた国の数は26カ国にも上る旅好きの筆者が利用するそのシステムの詳細を直伝！これを機に、面倒な入国手続きを簡単に済ませて、より充実した旅行にしてみてくださいね。

入国手続きを短縮できる「Visit Japan Web」ってなに？

「Visit Japan Web」とは、国外からの入国者が入国の際に検疫・入国審査・税関申告の入国手続等をオンラインで行えるウェブサービスのことです。

コロナ禍においては「ワクチン接種証明書」や「陰性証明」などの登録が可能だったため、入国に際して検疫をスムーズに行うことができました。渡航制限が緩和された今では、主に入国審査と税関申告の2つの用途で利用することができます。

日本の場合、入国審査は自動化ゲートによって簡略化されているため、主な用途は“税関申告”ですね！

面倒な紙の税関申告が不要に！？

帰国時の入国周りの面倒ごとの1つが“税関申告の記入”です。税関申告というと、携帯品や海外から発送した品を税関申告書に記入して提示する必要がありました。

申告書は機内で配られるものの、手荷物にペンの持ち合わせがなかったり、フライト中は寝て過ごすことが多かったりします。となると、結局到着してから紙に記入しなければならないことが多く、税関の前で時間を取られてしまうこともしばしば…。

こうした時に役立つのが「Visit Japan Web」です。「Visit Japan Web」は、事前にWebサイトで税関申告の情報を登録しておくことで、帰国時には電子申告端末にQRコードをかざすだけで申告が完了します。これによって、飛行機が到着した後、スムーズに帰路に着くことができるようになりますよ！

「Visit Japan Web」の登録方法

使用前にはアカウントの作成が必要に。

「Visit Japan Web」のWebサイトに飛び、「今すぐ登録する」から「新規アカウント作成」へ。利用規約を確認の後、アカウントに使用するメールアドレスとパスワードを設定し、あとは画面の案内に従って登録を進めていきましょう。

アカウントの作成が完了すれば、あとはパスポート情報と帰国便の情報を入力し、税関申告の情報を登録するだけ！

特に、“パスポート情報”と“帰国便の情報”は事前に登録しておくことで、帰国した際によりスムーズに税関申告の手続きを済ませることができますよ。

スムーズな入国手続きでストレスを減らそう！

筆者も経験がありますが、海外からの長時間フライトを経て日本へ帰国すると、体がヘトヘトで手続きが億劫になったり「早く帰路へ就きたい…」と感じたりすることがよくあります。

そんな時に少しでも入国の際の手続きを簡略化できる「Visit Japan Web」は心強い味方です。登録しておいて損はないと思いますので、これから海外旅行を計画しているという方は、ぜひ旅へ出る前にチェックしてみてくださいね！

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です
※記事内の画像は一部イメージが含まれます
※詳細は「Visit Japan Web」公式オンラインサイトをご覧ください

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ライター：けんちょ（Instagram / Webサイト）
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。