「何に見える？」あなたの“生きづらさの原因”がわかる心理テスト

2023.11.18
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程度の差はあれ、誰しも「生きづらさ」を感じた経験があるのではないでしょうか。生きづらさの背景には様々なものがあります。自分の生きづらさの原因が意識出来れば、それだけで、今より少しだけ自分を認め、ねぎらってあげる事が出来るかもしれません。あなたの生きづらさの原因は何でしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ハンガー

2.人の上半身

3.ペンチ

4.鏡餅

1.ハンガーに見えた人は「頭の回転が速すぎる」

図形がハンガーに見えた人の生きづらさの原因は、頭の回転が速すぎる事かもしれません。何をするにも、瞬間的に様々な考えが頭に浮かんでしまい、情報処理に疲れる事も多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、頭の回転が速く、物を考える作業に人一倍エネルギーを割いている人かもしれません。そのため、一生懸命考えた結果、上手くいかない事や非効率な事が生じると、人よりストレスを感じやすいのではないでしょうか。

人は朝起きてから夜寝るまで、何万回と考え事をしていると言われています。それに毎回全力で取り組んでいては疲れてしまい、生きづらさにつながってもおかしくないでしょう。どんなに考えても正解が出ない時もあると、時に思考を手放す事も大切かもしれません。

2.人の上半身に見えた人は「優しすぎる」

図形が人の上半身に見えた人の生きづらさの原因は、優しすぎる事かもしれません。常に周囲の人の事を考え、そちらを優先するがあまり、自分が苦しくなってしまう事も多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、他者への共感性が高く、相手の考えや思惑を敏感に感じ取ってしまう人かもしれません。相手の気持ちが無視出来ないため、自分を犠牲にしてでも他人に尽くしたり、他人の問題に巻き込まれてストレスを感じる事も多いのではないでしょうか。

他者への共感性の高さは、あなたの長所と言えるでしょう。共感力が高い人こそ、他人に共感はしても、自分を犠牲にしてまで手を貸すなどの行動には移さない、という線引きが自分を守る事につながるのではないでしょうか。

3.ペンチに見えた人は「真面目すぎる」

図形がペンチに見えた人の生きづらさの原因は、真面目すぎる事かもしれません。社会のルールや規範を守らなくてはという意識が強すぎる事で、ルーズな他人が許せず衝突したり、自分が苦しくなる事も多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、こだわりの強さゆえ、融通が利きにくい人かもしれません。曖昧な事が苦手で、決められたルールはきちんと守るべきといった「べき思考」も強いのではないでしょうか。

ルールを守る事は社会の基本です。ですが一方で、社会の暗黙の了解として、白黒つけられないグレーな部分をお互いに許容しながら皆が過ごしているという実態もあるでしょう。もう少しだけ目をつぶれる事が増えると、今より楽に生きられるのではないでしょうか。

4.鏡餅に見えた人は「プライドが高すぎる」

図形が鏡餅に見えた人の生きづらさの原因は、プライドが高すぎる事かもしれません。理想の自分像が明確にあり、そこから外れた自分は許せないという気持ちが強くあるのではないでしょうか。その考えが自分を苦しめている面もありそうです。

このタイプの人は、完璧主義で、何事も「こうありたい」という自分の明確な理想以外は受け入れにくい人かもしれません。。そのため、自分と人を比べて苦しくなってしまう事も多いのではないでしょうか。

プライドが高い人は、理想を実現するための努力が出来る人とも言えるでしょう。理想という「結果」のみならず、その努力の「過程」も認められるようになると、自分に対してもう少し優しくなる事が出来、生きづらさの解消につながるのではないでしょうか。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届け出来ればと思います！