コンシーラー塗りまくっていない？【クマのタイプ別】隠し方をプロが解説！

2023.8.31

顔の印象を左右する大事な目元。目の下にクマができていると、顔全体がくすんで見えたり、不健康な印象に見えてしまったりしますよね。目元のクマで悩んでいる方、多いのではないでしょうか？

厄介なクマを隠すのに最適なコンシーラーは、クマの「タイプ別」に色を選ぶことがポイント！今回は、色素沈着による「茶クマ」、血行不良による「青クマ」、皮膚のたるみによって影ができてしまう「黒クマ」の3種類のタイプ別に合わせたクマの隠し方をご紹介します。

ただコンシーラーをたくさん塗るだけではなく、上手に使いこなせばカバーができますよ！パッと明るい印象を目指しましょう。

クマのタイプ別診断！

まず最初に、自分のクマがどれか見分けるポイントをご紹介します。目の下のクマは、原因ごとに「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」の3タイプに分けられます。

クマのタイプを知っておけば、メイクで上手にカバーすることがきるので、自分のクマのタイプをチェックしてみましょう！

【タイプの確認方法】

まずは目尻を優しく横に引っ張ります。そのときクマの状態はどうなっていますか？

クマが動く → 「茶クマ」
皮膚と一緒にクマも引っ張られて動いている場合は、シミ・色素沈着・角質肥厚などが原因による「茶クマ」タイプさんの可能性が高いでしょう。
クマが動かない → 「青クマ」
皮膚を引っ張ってもクマが動かず、クマの色が薄くなるけれど完全に消えない場合は、皮膚の下にある静脈の色が見えている「青クマ」タイプさん。目の疲れや冷え、寝不足などが原因となり日によって色が違うこともあります。
クマが消える → 「黒クマ」
皮膚を引っ張るとクマの色が消えて見えなくなったり、クマの色が薄くなったりする場合は、下まぶたのたるみによる影が原因の「黒クマ」タイプさん。加齢によるたるみやシワなどが主な原因だと考えられています。

ご自身のクマのタイプは分かりましたか？では、いよいよコンシーラーのタイプ別の使い方をご紹介します！

【茶クマ】顔がくすみがち→イエローorオレンジ系のアイテム

顔がくすんで見える茶クマさんにおすすめなのが、イエロー系のアイテムです。茶色くなった部分に、肌よりワントーン明るいイエローカラーをのせて目立たなくします。クマが濃い場合は、オレンジ系をしっかりとなじませて隠すのが効果的です。

コンシーラーは、目下の部分に3点置きをして、指で優しくなじませるのがポイント！スポンジを使うとコンシーラーが取れてしまうので注意してくださいね。

また、UV対策アイテムを優先的に選んで紫外線を防ぐのも大切です！

【青クマ】顔色が悪く見えがち→オレンジ系のアイテム

顔色が悪く見えがちな青クマさんには、血色感を与えるオレンジ系のコンシーラーがおすすめです。健康的なオレンジカラーをプラスすることで、いきいきとした明るい印象が目指せますよ。

目下にワントーン明るめのコンシーラーを線でのせ、その下にオレンジ系のコンシーラーを線でのせます。こちらも指で優しくなじませるのがポイントです！

青クマさんは、目の疲れや寝不足などの原因が見られるので、思い当たる方はしっかりと原因を見直して改善することもおすすめですよ。

【黒クマ】お疲れ顔で老け込んで見えがち→ベージュ・パール系のアイテム

影やくぼみが原因の黒クマさんは、ベージュ系の明るい色やパールの光沢で飛ばすように見せるのがおすすめです。ピンク系のコンシーラーを使用すると、血色感をプラスしながら目元を明るい印象へと見せてくれます。

コンシーラーの置き方は、内側にピンク系のコンシーラーを伸ばし、その下に明るめの色やパールの入ったものを伸ばしてハイライト代わりに肌になじませていきます。

黒クマさんは、コンシーラーを重ねると逆にシワっぽく見えてしまうこともあるため、薄づきに仕上げることと、ハイライトなどで飛ばしてカバーすることがポイントです。

いつものメイクにひと手間プラスするだけで、いきいきとした印象の目元を手に入れることができるでしょう。

また、コンシーラーでカバーするのはもちろんですが、クマの原因を知れば、スキンケアや日々の生活からクマの改善を目指すこともできます。ぜひ、参考にしてみてくださいね！

ライター：能美黎子（のうみれいこ/ Instagram：@reikonohmi）
頑張った分だけ結果が出る「美容」が好きで、化粧品検定1級を取得。現在は、コスメコンシェルジュアンバサダーとして活動中。ツヤ肌メイク好きで、新作コスメはとにかくまずは試したい派。SNSにて「美」を基軸とした発信を行い、美容と健康の追求を得意とする。