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【注意喚起】パスポートは期限切れじゃないのに...飛行機に乗れなかった“まさかの理由”

  • 2023.9.6
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frank_peters/shutterstock.com

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

これまでの訪問国数は26を数え、長期休暇のたびに暇さえあれば海外旅行へ訪れています。そんな海外旅行では言語や文化など日本国内とは異なることが多く、どれだけ気を付けていてもちょっとしたトラブルに遭遇してしまうというもの。

今回は海外旅行へ訪れる際に筆者が遭遇したトラブルの1つ、空港へ訪れたものの飛行機へ搭乗できなかった、まさかの出来事についてご紹介したいと思います。

関空発、ハノイ行きの飛行機に乗るために航空会社のカウンターへ

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Shine Nucha/shutterstock.com

ことの発端は関西空港からハノイ行きの飛行機へ搭乗手続きを行うため、定刻通りに空港のチェックインカウンターへ訪れたときのこと。いつもと同じようにパスポートと預け荷物を手渡して、手続きが完了するのを待っていると、「このパスポートでは飛行機に乗ることができない」というまさかの回答が…。

ある程度、海外旅行に慣れていた筆者も初めての出来事に訳がわからず、その理由を聞いてみると、パスポートの残存期間に理由があったのです。

パスポートの残存期間って?

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Maxx-Studio/shutterstock.com

日本で発行されるパスポートには有効期間が5年のものと、10年のものの2種類のパスポートが存在します。残存期間とは、このパスポートの有効期限が切れるまでの日数のことを指します。

本来であれば有効期間が残っていれば海外での滞在は可能ですが、旅先で何らかのトラブルに巻き込まれて滞在日数が伸びてしまうことで、パスポートの有効期間が過ぎてしまう可能性がリスクとして存在します。

そのため、旅行で訪れる際に必要な残存期間が各国で定められており、筆者のパスポートはその残存期間を満たしていなかったために飛行機に搭乗できなかったというわけなのです。

実際にベトナムに入国するためには...

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maramade/shutterstock.com

具体的にベトナム渡航の際に必要なパスポートの残存期間は6ヶ月以上。今回筆者の場合、所持していたパスポートの残存期間が約5ヶ月と、わずか1ヶ月足りないだけで搭乗することができなかったのです。

また、既に往復便で3日後の航空券を購入していたため、帰国予定日が明確、かつ普通に過ごした場合に、2泊3日の滞在が5ヶ月以上に伸びてしまうことはないだろう...とは思いつつも、実は意外と知られていない「残存期間」には予想以上にきちんとルールが定められているのですね。

筆者と同じ目に遭わないためには…

せっかくの海外旅行が直前でキャンセルになってしまうのは悲しいものです。筆者と同じ目に遭ってしまわないように、旅行が決まると同時に、まずはパスポートの有効期間と渡航先に必要な残存期間を見直しましょう。

また、残存期間のみならず、その他のトラブルがあったときに日程の変更やキャンセルができるフレキシブルな航空券を予約しておくと、より安心かもしれませんね!

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。

 



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。