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サウナ好きの日本人男性が“海外の有名サウナ店”に潜入してみた

  • 2023.8.31
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こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

国内外問わず各地を旅する旅行好きの筆者ですが、その目的の1つがサウナです。特に日本においては全国の各地に魅力的なサウナが次々と誕生し、サウナ旅を意味する“サ旅”という言葉が生まれるほど、空前のサウナブームを迎えています。

一方で海外のサウナ事情については殆ど知らないという方が多いのではないでしょうか。今回はブーム沸騰中の国内サウナを飛び越えて、意外と知らない海外のサウナ体験、台湾では有名なサウナ施設「天龍三温暖」についてご紹介したいと思います。

台北の市街地にあるカプセルサウナ「天龍三温暖」

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今回ご紹介する「天龍三温暖」は、台北の市街地にあるカプセルホテル式のサウナ施設です。親日として知られている台湾は街中に日本語表記が多く、この天龍三温暖も入口に「サウナ」という文字が掲げられています。普段、日本でカプセルホテルのサウナをよく利用する筆者は、そのエントランスの雰囲気から異国の地でどことなく親近感を感じたり…!

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利用方法は概ね日本のカプセルホテルの日帰り入浴と同様で、フロントで受付をした後、ロッカーキーを受け取り、脱衣所で服を脱いで大浴場へ向かうという流れ。

日本の施設と同様に土足厳禁のためフロント前に靴箱がありますが、日本と違う点は脱いだ靴をセルフではなく、スタッフさんが丁寧にロッカーに閉まってくれる点。意外な部分でのホスピタリティの高さや、海外ならではの日本の施設との微妙な違いなどがおもしろいですよね!

サウナはなんと3種類、水風呂も2つ!

大浴場に向かうと驚いたことにサウナ室は高温のドライサウナが2つとスチームサウナが1つの合計3種類という充実のラインナップ。

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Mr. Tempter/shutterstock.com

ドライサウナはストーブ格納式のボナサウナで、110℃と90℃の温度帯の異なる2種類を完備。特に110℃のサウナは室内の温度のみならず、座面や背もたれ、床なども熱々で思わず火傷してしまいそうになるほど…!近年、日本で流行っている湿度高めのいわゆるフィンランド式サウナではなく、熱々カラカラの昭和ストロング仕様が特徴的なサウナ浴を楽しめます。

また、2種類ある水風呂の1つがなんと1人用なのも驚きのポイント。水温はまさかの約7℃とキンキンに冷えているため、熱々カラカラのサウナとの相性が抜群。もう1つある水風呂は約20℃程度とぬるめながら、広々とした水プールなのも特徴的。ゆっくりと浸かれる温度帯のため、ぷかぷかと浮遊体験を楽しみながらととのうことができるのです!

台湾のサウナは想像以上に個性的で驚きだった

熱々キンキンのサウナ室や水風呂、浮遊体験が楽しめる水プールなど、台北の「天龍三温暖」は設備が個性的で、日本のサウナ施設とはまた一味違ったサウナルーティンを楽しめるサウナ施設でした。

一方で利用の仕組みや一連の流れなどは日本のカプセルホテルと同じだったりと、比較を楽しむのも異国の施設ならでは。海外のサウナは少しハードルが高いかもしれませんが、その国や施設ならではの特徴や、意外な発見がおもしろかったりしますので、我こそはサウナーという方はぜひ海外旅行先でもサウナを楽しんでみてはいかがでしょうか。


『天龍三温暖』
◆所在地:No. 73, Section 1, Chongqing N Rd, Datong District, Taipei City, 台湾 103
◆営業時間:24時間営業

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。
※記事内の一部画像はイメージです。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。