「若い世代はスマホは得意だけど、PC操作が苦手」と言われることがありますが、すべてのビジネスパーソンがPCを効率的に使いこなせているかと問われると怪しいところ。
ショートカットキーどころかキーボード入力もできないという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、PC操作が格段と早くなるキーボードスキルをご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください!
1|カーソルの移動と消去はキーボードで行う
カーソルを移動する際、マウスを使っている方がいるかと思いますが、キーボードの「矢印」キーでも移動することができます。
また、「Shift」キーを押しながら矢印を押すと、文字を複数選択することができます。
一方、前の文字を消去したいときは、「Backspace」キーを使い、後ろの文字を消去したい場合は「delete」キーを使います。
また、文字を複数選択している状態で「Backspace」キーや「delete」キーを押すと一括削除することができます。
すでに実践しているという方もいるとは思いますが、キーボード入力をするうえで基本となります。必ずマスターしましょう。
2|最初に覚えるショートカットキー
矢印によるカーソル移動や「Shift」キーで選択する方法とセットで覚えたいショートカットキー。
「Shift+矢印」で選択した文字をコピー、貼り付け、切り取りといった行為はPCを操作するうえで頻繁に使用します。
・「Ctrl+C」
選択範囲をコピーします。
・「Ctrl+V」
コピーまたは切り取りした選択範囲を貼り付けます。
・「Ctrl+X」
選択範囲を切り取ります。また切り取った選択範囲を貼り付けられます。コピーと似ていますが、切り取りは選択範囲が消えて移動させることができます。
3|「Home」キーと「End」キーを使ってカーソルを移動する
ここまでご紹介した内容について、すでに知っている方がほとんどだと思います。
これからご紹介するキーボード入力方法は、実践できている方が少ないので、ぜひマスターしてみましょう。資料やメールの文面を作成する時間を減らせますよ。
・「Home」
行の最初にカーソルを飛ばすことができます。
・「End」
行の最後にカーソルを飛ばすことができます。
また、「Shift」キーと合わせて使うことで一気に選択することができます。
・「Shift+Home」
カーソルから前をすべて選択します。
・「Shift+End」
カーソルから後ろをすべて選択します。
カーソルの移動がポイント!
カーソルの移動はマウスで行った方が便利ですが、テキスト入力までをワンセットで考えるとキーボードですべてを操作したほうが効率的です。
基本操作ですが、「Home」や「End」を意識して使っている方は少ないと思うので、ぜひこの機会にチャレンジして時短操作に役立ててみてください!
ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。