「何に見える？」あなたが“本当は褒めてほしいところ”がわかる心理テスト

2023.10.15

褒められることが嬉しくない人は滅多にいないでしょう。ですが人によって、嬉しい褒め言葉とあまり響かない褒め言葉があるのではないでしょうか。言われて嬉しい褒め言葉は、あなたが認めてほしいと思っているところに関するものかもしれません。あなたが本当は褒めてほしいところはどこでしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ジェラート

2.方位磁石

3.誘導棒

4.サンタクロースの顔

1.ジェラートに見えた人は「容姿に関すること」

図形がジェラートに見えた人が本当は褒めてほしいところは、容姿に関することかもしれません。顔やスタイルといった見た目の良さや、洋服や持ちもののセンスを褒められると特に嬉しく感じるのではないでしょうか。

このタイプの人は、研究熱心で努力家な人かもしれません。容姿を褒められたいのも、その裏にある地道な努力を認めてほしいからではないでしょうか。容姿という表面的なものの背景まで見てくれる、余裕と温かさを持った人を求めているのでしょう。

自分に似合う洋服や髪形、メイクなどを突き詰め、容姿をブラッシュアップしていくことは、自分について深く理解し、認める作業と似ているのかもしれません。だからこそ、あなたは容姿を褒められると、相手も少し自分を理解してくれたように感じるのではないでしょうか。

2.方位磁石に見えた人は「能力に関すること」

図形が方位磁石に見えた人が本当は褒めてほしいところは、能力に関することかもしれません。仕事の調子や頭の回転の速さ、あるいは学歴やキャリアといった能力に関する部分を褒められると特に嬉しく感じるのではないでしょうか。

このタイプの人は、自己評価が不安定な人かもしれません。能力を褒められたいのも、自分だけでは揺れてしまう自己評価を安定させたいが為ではないでしょうか。その時々の調子に関わらず根本的に自分を認め、安心感を与えてくれる人を求めているのでしょう。

能力を褒められて嬉しく感じる人は、自信家に見えて、実は自己評価が定まりにくいという生きづらさを抱えた人かもしれません。常にあなたの持っているものを認める言葉をかけてくれる人と一緒にいることが心の安定につながるのではないでしょうか。

3.誘導棒に見えた人は「個性に関すること」

図形が誘導棒に見えた人が本当は褒めてほしいところは、個性に関することかもしれません。人とは違うものの見方や考え方、あるいは個性が大切となる芸術分野などでの活躍を褒められると特に嬉しく感じるのではないでしょうか。

このタイプの人は、幼い頃から周囲との違いを感じる機会が多かった人かもしれません。個性を褒められたいのも、人との違いが今は自分の強い魅力であると思えているからではないでしょうか。同じく、あなたの個性を良さとして捉えてくれる人を求めているのでしょう。

以前はコンプレックスだったことを、自分の魅力として認められるようになると、その点に関する褒め言葉は他の何よりも嬉しく感じるものかもしれません。あなたにとっては、個性がそれだったのではないでしょうか。

4.サンタクロースの顔に見えた人は「性格に関すること」

図形がサンタクロースの顔に見えた人が本当は褒めてほしいところは、性格に関することかもしれません。優しさや温かさ、正義感、真面目さといった自分が大切にしている生き方に関することを褒められると特に嬉しく感じるのではないでしょうか。

このタイプの人は、控えめで、どちらかというと口下手な人かもしれません。性格を褒められたいのも、言葉ではなく、行動に現れる芯の部分が自身の良さだと思っているからではないでしょうか。自分のことを深く知ろうとしてくれる人を求めているのでしょう。

その人が人生で本当に大切にしていることは、言葉ではなく、行動に現れるものかもしれません。あなたのことを理解しようとしてくれる人であれば、言葉には表れない良さも見つけ、褒めてくれるのではないでしょうか。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！
編集：TRILLニュース