育てた子猫との2年ぶりの再会　まさかの「シャー！」で「殿堂入り」した理由

猫ちゃんに「シャー！」と鳴かれてしまうと、「もしかして嫌われてる…？」と思ってしまう方も多いでしょう。

ですが、こちらのツイートを投稿したねこかます（@nekokamasu）さんは、ある猫ちゃんに「シャー！」と言われてもなぜだか嬉しそうな様子。

それはいったいどういう背景があってのことなのでしょうか？

ねこかます@nekokamasu 2023年7月20日
育てた子猫、再会後のシャー!よくばりセット

ねこかます（@nekokamasu）さんは、保護猫の預かりや里親募集の活動をされているのだそう。こちらの珀慧ちゃんは、2021年の春に保護預りしたのだといいます。

子猫時代の珀慧ちゃんは、大人の手のひらほどの大きさ。立つこともままならない子猫でしたが、飼い主さんの手の中で眠ったり、ねこかます（@nekokamasu）さんの体をよじのぼったりと、愛らしさたっぷりです。

その後、珀慧ちゃんはもう一匹の保護猫とともに里親さんの元へ行き、「茶々丸くん」という名前に。

2021年11月、久々にねこかます（@nekokamasu）さんが珀慧ちゃん（茶々丸くん）に会いに行った際に、茶々丸くんから「シャー！」と言われたのだそう。来客にもそれほど動じないという茶々丸くんですが、この時だけは少し違ったようです。

攻撃的な「シャー！」ではなく…

ねこかます（@nekokamasu）さんに、再会した時の感想をお伺いしました。

---里親さんのもとで暮らす茶々丸くんと再会し、「シャー！」された時はどう思われましたか？

ねこかます（@nekokamasu）さん「以前も『シャー！』されてたので『やっぱりね』という感じでした。里親様も同様でしたが、ただ攻撃的なものというよりは反応に困った感じのものだったので、私のことを思い出せそうで思い出せない、そういうもどかしい感じだったのかなと思ってます。里親様ともそんな話をしました」

---子猫時代の珀慧ちゃんにはどういった思い出がありますか？

ねこかます（@nekokamasu）さん「我が家で過ごした珀慧時代は当初起き上がることもできず、病院で『脳神経系に障がいがあるかもしれず、これからも残るかもしれない』と言われました。ただ、珀慧の生命力を信じて育て、そこに一緒にいた兄弟子猫が珀慧を支えて共に成長したというのが非常に印象に残っています。兄弟は別々の里親様のもとへ巣立ちましたが、それぞれに幸せに暮らしてます」

---大変な状態だったのですね…。兄弟の猫ちゃんと会うこともあるのですか？

ねこかます（@nekokamasu）さん「はい。その兄弟猫にも2年ぶりに再会させていただいた時に『シャー！』とやられました」

「シャー！」は威嚇ではなく、どうすればいいのかわからない気持ちの表れなのかもしれませんね。

再会の時の様子は、TwitterだけでなくYouTubeからも見ることができます！

懐かしさと戸惑いの「シャー！」

このツイートを見た人たちからは、以下のようなコメントが寄せられていました！

とっても良いシャー！だ

シャー！しても元気が一番！ 凛々しくなったね～

泣き笑い動画、殿堂入りです！

ご家族に大事にされてる証のシャーだね

起き上がることもできなかった猫ちゃんが、元気よく「シャー！」してくれるのはねこかます（@nekokamasu）さんにとっても里親さんにとっても嬉しいことでしょうね。

ぜひこれからも里親さんにいっぱい甘えて、幸せに暮らして欲しいですね。

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文／構成：TRILLニュース

提供：ねこかます（@nekokamasu）さん