ファンデーションを買うとき、気になるのが色選び。普段使っているファンデも季節が変わると微妙になじみが悪く見えたりすることもありますよね。
一度買うとなかなか量が減らず、すぐ買い換えることも少ないアイテムなので、悩ましいところ。せっかく選んでも実際に自分の肌に塗ってみたら「なんか浮いている…」なんてことも。
今回はそんな悩みがちなファンデーションの色の選び方を、メイクアップアーティストのNAOさんに教えていただきました!
NGな選び方、していませんか?
まずは自分にピッタリなカラーを選ぶために、NGな色の見方を教えますね。
ファンデの色選びでやりがちなのが、手の甲に乗せて選ぶことだと思います。私もよくコスメを買いに行ったときに見かけるのですが、実はこの選び方はNG!手や腕は顔と色が違うことがほとんどで、日焼けの具合や首の色との相性、どこをとっても合わせるのは難しいパーツなので、気をつけましょう。
【正しい選び方】自分のトーンを知る
NGな選び方を振り返ったところで、自分の肌色にピッタリなカラーを見つけ出すポイントを教えます!
今お使いのファンデーション、数種類お持ちの方は3〜5種類くらい、色を出してみてください。手の甲でも良いですし、腕の内側とかでも良いです。自分の顔のトーンベースがイエローよりなのかピンクよりなのかを確認してみましょう。この点を調べてから選ぶだけでも結構失敗って少なくなります。
同じ明るさのファンデーションでも、イエローなのかピンクなのかで、肌へのなじみ方が変わります。
【正しい選び方】ちょっと明るめカラーが吉
なんとなくでもOKなので、自分の肌ベースがどちらのタイプか分かったら、店舗へ!首に近いところに気になっているファンデをのせてみましょう。今はもうほぼタッチアップなど可能になっているとは思いますが、肌に出しても大丈夫か、店員さんに声をかけてみてくださいね。
首に近いところにファンデをのせてみて、首よりワントーン明るく感じるカラーを選んでみてください。ピッタリ合うのがあればもちろんそちらを選んでほしいのですが、100%ピッタリ合うものを見つけるのって意外と難しいと思うので、ちょっと明るいカラーを選ぶと失敗しにくいですよ!
【上級者向け】2色選びもおすすめ!
いつも使っているブランドのアイテムの違うラインや、合う色が大体分かっている方なら、ちょっと上級者向けの選び方を取り入れてみてもいいかもしれません。
顔の中心(内側)部分は、ワントーン明るめをセレクト。顔の外側は首の色と同じか、やや暗めを選ぶと、シェーディングカラーとして使えて、自然な小顔見せを叶えられますよ!ぜひやってみてくださいね。店員さんとお話するのが苦手じゃない方は、アドバイスをもらいながら合わせてみるのも楽しいと思います。(NAOさん)
監修:hairmake NAO(Instagram)
美容師として修行を積み、並行してヘアメイクを学んだ後フリーランスのヘアメイクアップアーティストとして始動。ヘアメイク講師として一般のお客様向けにサロンにてメイクレッスンも開催。韓国アイドルやアーティストのヘアメイクを担当していた経験から韓国メイクを得意とし、現在はアーティストだけでなく、広告やファッションショーなど幅広く活動中。
テキスト:北山 礼奈(TRILL ニュース)