【30〜40代】は気を付けて！メイクで“重視すべきこと”って何か知ってる？

2023.8.27

メイクはファッションと同じで、その時々でトレンドやメイク方法が変わっていきますよね。最近のトレンドを追うことももちろん楽しいと思いますが、年齢に合わせて、使うアイテムやメイクテクなどの“重視するポイント”も更新できるともっとおしゃれ度を高めていけるかもしれません。

今回は現役のヘアメイクアップアーティストのNAOさんに、30代と40代でどんなところに気をつけてメイクをしているのか、メイクの違いについて紹介いただきました！

30代は透明感がポイントに

30代のメイクでは、華やかさと透明感を重視してメイクすることが多いです。特にベースメイクは血色感とほどよいツヤ感を大切にして、仕上げています。リップやアイシャドウには、目の印象を際立ててくるようなカラーを使って、肌なじみよりは写真映えを意識してメイクすることが多いです。

モデルさんのように、オレンジや明るめコーラルカラーのアイシャドウに、控えめな細かいラメを重ね塗りして、愛らしさを出すようなメイクもおすすめです。

40代からは上品さをプラスして

40代からのメイクでは、ポイントカバーに重点を置いたメイクを大切にしています。クマやくすみをしっかりカバーして、肌なじみのいいカラーを使ってメイクをすれば、大人世代らしい上品さを引き立てるメイクが完成しますよ。

映えよりも肌なじみがポイントに。肌から浮かないけど肌のトーンがきれいに見える色を使うと、若々しく見せることもできます。アイメイクもカラーメイクよりは、まつげをしっかりあげて、1本1本を濃く見せることで、生き生きとした目元を叶えられます。

プロが推す！優秀アイテムは…

どんなメイクをするにもベースメイクってとっても大事。特に下地は、スキンケアとメイクのつなぎ役になってくれるので、こだわってしまいます。

30代〜40代は、肌のくすみが気になり始める年代ではありますが、ほどよくツヤ感が出てパールでくすみを飛ばしてくれるような下地がおすすめです。カネボウの『クリームインデイ』（税込8,800円）はファンデーションのノリもアップしてくれる、ピタッと密着するタイプの下地です。

ほかにも、肌をふっくらさせ、なおかつ自然にトーンアップさせてくれる下地が活躍してくれます。なめらか本舗の『スキンケアUV下地』（税込1,100円）は伸びがよくてシワなどに入り込みにくく、使いやすさもコスパもとっても優秀。どのタイプのファンデとも相性よく、モロモロしにくいのもおすすめポイントです。

あえて年代でわけておすすめするとしたら、カネボウを30代・なめらか本舗を40代ですが、特に年代制限せずとも使いやすいアイテムなので、お仕事現場にもいつも持っていくようにしています。（NAOさん）

監修：hairmake NAO（Instagram）
美容師として修行を積み、並行してヘアメイクを学んだ後フリーランスのヘアメイクアップアーティストとして始動。ヘアメイク講師として一般のお客様向けにサロンにてメイクレッスンも開催。韓国アイドルやアーティストのヘアメイクを担当していた経験から韓国メイクを得意とし、現在はアーティストだけでなく、広告やファッションショーなど幅広く活動中。
テキスト：北山礼奈（TRILL ニュース）