「何に見える？」あなたは“悲観主義者か”がわかる心理テスト

常に悪いことが起こる可能性を想定して心の準備をしておく人のことを悲観主義者と言います。ネガティブでうじうじしているイメージがあるかもしれませんが、リスクマネージメント力という点においては、とても優れた存在なのではないでしょうか。あなたはそんな“悲観主義者”ではないですか？探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ピースサイン

2.うさぎの顔

3.ベスト（ジレ）

4.ハサミ

図形がピースサインに見えた人は、悲観主義者ではないかもしれません。あなたは物事を悲観的に捉え、最悪の事態になってしまった場合を想定するということはない人ではないでしょうか。むしろいつも楽天的で、あまり物事を深くは考えていないかもしれません。

このタイプの人は、おおらかでポジティブなところがある人でしょう。どんなに最悪な状況になっていたとしても、なぜか「なんとかなる」と根拠のない自信に満ちているかもしれません。前もって最悪の事態を想定もしていないことで、悪い方向へと話が進むと、少し慌ててしまうのではないでしょうか。

リスクマネージメントは全くできていないため、想定外の状況になってしまうことも多々あるでしょう。ただ、あなたの場合、根っからの楽天家であることが功を奏していそうです。小さな望みに期待を持って、不思議と最悪な事態も乗り越えていってしまう力があるのではないでしょうか。

図形がうさぎの顔に見えた人は、やや悲観主義者かもしれません。ある程度悪い方向へと進んでいった場合を常に想定し、心の準備をしておく人なのではないでしょうか。ただ、あまりにも悪い方向へと向かってしまうと、気持ちが滅入ってしまい、考えることを放棄しがちかもしれません。

このタイプの人は、小心者で不安になりやすいところがあるでしょう。考え方はネガティブになりやすく、どうしても悪い方向に考えがちかもしれません。ただ、そうやって先に悲観的に考えておくことによって自分が傷つくことから守ることができているのではないでしょうか。

ただ、あなたの場合、どうしても悪い方向へと進むことを自分のせいであると考えがちなのではないでしょうか。だから、あまりにも悪い方向へと向かうと、自責の念に堪えかねてしまうのかもしれません。もう少し広い視野で全体像を見られるようになると、よいのではないでしょうか。

図形がベスト（ジレ）に見えた人は、あまり悲観主義者ではないかもしれません。少し悪い方向に向かってしまう可能性も考えはしますが、あまりそこを深く追求していくことはしない人でしょう。あまり暗い話を考えるのは好きではないのではないでしょうか。

このタイプの人は、行動力があり、深く考え込むよりも、少し考えて試行錯誤しながら動いていくことをする人でしょう。そのため、あまり先々のことまで想定して準備してという方向には向かいづらいのではないでしょうか。悪い方向へ向かったとしたら、その時はその時だと考えていそうです。

一応前向きに進みながらも、最悪の事態になることも考えたりはしているのでしょう。だから、本当にそうなってしまった時にも、思ったほどは慌てずに落ち着いているかもしれません。あまり悲観的にはならないけれども、それなりに心の準備ができているバランスのよい人ではないでしょうか。

図形がハサミに見えた人は、悲観主義者かもしれません。常に最悪の事態になってしまうところまで考えており、そのためにしっかりと心の準備を進めているようなところがある人でしょう。ただ、うまくいかないかもしれないと思うことで、そうならないための努力もできているのではないでしょうか。

このタイプの人は、真面目で堅実な性格をしている人でしょう。慌てふためくような状況は好まないため、常にいろいろな場合を想定して行動しているかもしれません。物事はうまくいかなくて当然だと思っているため、うまくいかなくても、それほど焦ることもないのではないでしょうか。

いつもネガティブなことを言うため、周りからはどうしてそんなに悲観的なことばかり言うのかと思われてしまうこともあるでしょう。ただ、悲観主義者ゆえに悪いことがあってもそれほど動揺しませんし、ちゃんと想定しているため、対応も早いのがよいところなのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース