「何に見える？」あなたは“排他的な人か”がわかる心理テスト

自分が仲間だと思っている人以外は、絶対に入れようとしない人のことを排他的な人と言います。例えば、職場に新しい人が入ってきた時に、よそよそしく振る舞って、今までいる人と大きく差異化を測ろうとするのは排他的な人の特徴ではないでしょうか。あなたは“排他的な人か”探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ランタン

2.家

3.笠をかぶった人

4.矢印

図形がランタンに見えた人は、排他的ではない人かもしれません。あなたは仲間とそうでない人の線引きがあまりなく、新しい人が入ってくれば、どんどん仲間に引き込んでいこうとするところがあるのではないでしょうか。

このタイプの人は、積極性があり明るく、誰に対しても平等な態度で接することができる人でしょう。おそらく、どこへいっても、すぐに友達ができてしまうのではないでしょうか。むしろ新しい人には興味を持ちやすく、ぐいぐい近づいていこうとしそうです。

あなた自身、そういう人ですので、グループなどの枠を飛び越えて、どんどんフリーダムに動いていくのではないでしょうか。あなたひとりいるだけで、新しく入ってきた人は、とても仲間に加わりやすく、助かっているはずです。

図形が家に見えた人は、あまり排他的ではない人かもしれません。あなたは、どちらかというと仲間意識があまりなく、前からいる人も新しい人も、それほど大差なく関わることができる人なのではないでしょうか。

このタイプの人は、引っ込み思案で、あまり積極的に他人と関わろうとする人ではないでしょう。ただ、受身的ではありますが、声をかけられれば喜んで話をしますし、話しかけてくる人を邪険にするような人ではなさそうです。それは誰に対しても同じでしょう。

ただ、あなたからどんどん新しい人を仲間に入れ込んだり、排他的な人に注意をしたりすることはしないのではないでしょうか。排他的な人に疎外されている人を見ても、特に何もしませんし、その人に話しかけられれば普通に話をする、そういう立ち位置でいることが多そうです。

図形が笠をかぶった人に見えた人は、やや排他的な人かもしれません。あなたは、どちらかというと仲間意識が強いところがあるのではないでしょうか。ただ、あからさまに排他的というよりは、一見ウェルカムな姿勢だけど、線引きをしっかりとしていることが多そうです。

このタイプの人は、面倒見がよく仕切り屋なところがある人でしょう。おそらくリーダー的な存在になっていることが多いのではないでしょうか。それゆえ、新しい人が入ってくれば、とりあえずは仲間に入れるような素振りを見せるはずです。

ただ、本当に仲間として認めているかといえばそうではないことが多いのではないでしょうか。「新しく来たからわからないだろう」とあまり物事を教えようとはしなかったり、「できないだろうから」と大事な場面では遠ざけたりもしそうです。わかりにくいですが、少し排他的な一面が見え隠れするシーンではないでしょうか。

図形が矢印に見えた人は、排他的な人かもしれません。あなたは、新しい人が入ってくると、できる限り自分たちからは遠ざけようとするところがあるのではないでしょうか。内輪だけで盛り上がれるネタばかり話題にしたり、仲間内の集まりに誘わなかったりと、じわじわ遠ざけているようです。

このタイプの人は、気が小さく変化を恐れやすいところがあるでしょう。それゆえ、新しい存在が入ってくることに対して、敏感に反応しやすいのかもしれません。どんな人かもわからないし、仲間関係が崩れるかもしれないと懸念しているのではないでしょうか。

ただ、根本的に排除したいという思いがあるせいで、新しい人のことを色眼鏡で見てしまいがちなところがあるのではないでしょうか。それでは勿体無いかもしれません。まずはフラットな気持ちで相手を見てから判断してもよいのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース