「もしかして、彼って“自己中心的”かも…？」1人で抱え込んでしまった時の対処法

「彼氏が自己中すぎる...どうしたらうまく付き合える？」こんなお悩みを抱えている女性もいますよね。自己中心的な人と一緒に過ごすことはストレスが溜まりますが、だからといって嫌いになれず苦しんでいる女性は多いものです。

今回は、20代～50代の恋愛相談を受けている現役恋愛アドバイザー木下仁美が「自己中心的な彼への対応」について解説します！

付き合った頃は「男らしいな」「リードしてくれた頼もしいな」と思っていた部分が、付き合いが長くなるにつれて「これってただの自己中なんじゃ...」と気づいてしまうとき、ありますよね。

ちょうど先日「彼氏が自己中すぎて疲れる。だけど別れられない...」という相談を受けましたが、そのとき以下の3つアドバイスをさせていただきました。

それぞれ詳しく解説しますね。

彼が自己中な発言や行動があったとき「それは自己中心的な言動だからやめてほしい」と伝える方が多いと思います。もちろんそれは間違いではありませんし、伝えられることは素晴らしいです。

しかし、人は注意を受けると、注意された・怒られたことだけにフォーカスしてしまい、内容が脳に伝達できていないことが多いんです。「怒られた。だからちゃんとしよう」とはならず、「怒られた！いやだ！」となってしまいます。

そのため、されて嫌だった「過去」について注意するのではなく、されて嫌だったから今度からはどうしてほしいかの「未来」にお願いすることが大切。「〇〇されるとこんな気持ちになるから、今度からはこうしてくれると嬉しいな」のように伝えることがおすすめです。

自己中心的な言動が多い彼でも、ときにはあなたや周りを優先することもあるのではないでしょうか。そのときに、すかさず褒めてあげてください。

「さっきのめちゃちゃ優しいね！尊敬する！」「誰でもできることじゃないよ！さすが私の好きになった人！」など、少し大げさなぐらいに褒めることがポイント。「こういうことが彼女が喜ぶことなんだな」と理解してもらうことが大切です。

前述した2つの行動を続ければ、あなたを本当に大切に思う彼なら少しずつ変わっていくはずです。しかし、彼が1mmも変わらないのなら、残念ながらあなたの気持ちを考えてくれてはいないかもしれません。

我慢し続けるのが辛いのであれば、別れも視野に入れてしっかりと想いを伝えましょう。自己中心的に思えて辛いこと、でも好きなこと、彼はどう考えているのか、しっかりと目を見て話し合ってみてください。

自己中心的な彼への対応は、以下の3つです。

相手の性格を変えることは難しいですが、あなたの対応が変われば彼もあなたが喜ぶことがわかり言動が変わる可能性は大いにあります！ぜひ実践してみてくださいね！

文：木下仁美/ライター

現役恋愛アドバイザー。2019年より20代～50代の男女の恋愛相談を受けている。上級心理カウンセラー、ポジティブ心理学実践インストラクター資格、アドラー心理学検定1級保有。これまでの相談経験から、恋愛系専門ライターとしても活動中。