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「水も電気も使えない!」被災したときのために“覚えておきたい”【熱中症対策】とは?

  • 2023.7.31
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重症化することで、脳に障害が残る可能性もあるという熱中症。近年増えている台風や地震などの自然災害により、ライフラインが遮断された場合でも、夏の暑さは変わらずに襲ってきます。そんな過酷な環境下でも熱中症を発症しないためには、どのような対策が必要なのでしょうか?

そこで今回は、日本赤十字社の佐藤さんに取材を実施。被災時の熱中症対策について伺いました。

被災時の熱中症対策とは

--夏場に災害にあった時、水や電気がない中でもできる熱中症対策を教えてください。

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佐藤さん:被災時でも、水分や塩分補給を怠ると、熱中症の危険性があります。水や食料といった生活必需品をいつでも持ち出せるよう、防災バッグを用意しておきましょう。

そのうえで、屋外での避難が必要な場合は、風通しのよい日陰へ移動したり、濡れたタオルでこまめに汗を拭いたりと、その時の環境下でできる熱中症対策を行ってください。

また、疲れている時や、睡眠不足などの体調不良によっても、熱中症のリスクが高まるので、できる限り休息を取るようにしましょう。

事前準備を怠らず、しっかりとした対策を

いつ自身の身に降りかかっても不思議ではない、自然災害。過酷な環境下でも適切な熱中症対策を実践できるよう、今からできる準備はしっかりと整えておきましょう!

今回取材したのは…

日本赤十字社 救護・福祉部 健康安全課
佐藤裕馬さん

編集:TRILL ニュース イラスト:vaguely(Instagram / HP