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「ブラジャーの寿命は約3ヶ月!?」古い下着を使い続けるのはNGなのか、メーカーに聞いてみた

  • 2023.7.28

ブラジャーやショーツっていつ買い替えるのが正解なんでしょうか…?「まだ使える気がする…」と、なんとなく何年も同じ下着を着け続けているなんて方もいるのでは?

そこで今回は、下着の買い替えタイミングについて、補整下着ブランドであるブラデリスニューヨークの尾花さんに取材!下着を買い替えるタイミングや判断方法、古い下着を使い続けるデメリットについて教えていただきました。

下着の買い替えタイミングは?

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--下着を買い換えるタイミングはいつごろがベストなのでしょうか?

尾花さん:1枚を毎日着用したとすると、ブラジャーの寿命は約3か月です。ショーツはだいたいその半分で、約1.5~2か月と言われています。

--複数枚をローテーションされている方がほとんどだと思いますが、買い替え時のジャッジはなかなか難しいですよね。まず、ブラジャーの買い替えを判断するポイントを教えてください。

尾花さん:ブラジャーの買い替え時を判断するために、NGな下着の4つの特徴をチェックしましょう。

①ワイヤーが歪んでいる

左右のカップ同士をくっつけてみてください。ぴったりとくっつかずに隙間ができた場合は、ワイヤーが歪んでしまっている証拠。補整力が低下していると言えます。

硬い素材でできているワイヤーが生地を破って飛び出してくることがあり、肌を傷つけてしまう危険性があるので、お早めに買い替えていただくことをおすすめします。

②カップにへこみ・シワがある

買ったときに比べて、“カップの丸み・ハリ”がなくなっていないかを確認しましょう。カップにへこみやシワがある場合、きちんとバストを包み込むことができず、バストラインの崩れに繋がります。

③アンダー部分が薄くなってきている

アンダー部分やサイド部分の生地が、薄くヨレてしまっていないでしょうか?アンダー部分が薄くなると伸縮力が低下して、集めたバストのお肉をカップ内にキープできず、ブラジャーがズレてしまう原因になります。

④ストラップが伸びている

ショルダーがフィットしなかったり、ずれ落ちたりしていませんか?ストラップが伸びてしまうと、ストラップの伸縮性が低下し、バストをしっかりと引き上げることができません。正しいバスト位置をキープできないので、バストの下垂に繋がる危険性があります。

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-- NGなショーツの特徴も教えてください!

尾花さん: NGな、つまり買い替えが必要なショーツの特徴は、主に2つです。

①ショーツのゴムが伸びている

ウエストや足口のゴムが伸びていないかをチェックしましょう。ゴムが伸びると、ヒップのホールド力が弱くなってしまいます。

また、足口のゴムがフィットしていないショーツをはき続けると、ヒップのお肉が太ももに流れてしまい、形が崩れる原因になります。

②ショーツの生地が薄くなっている

生地が薄くなるとショーツのフィット感が失われ、ショーツの補整効果を最大限に発揮することができなくなります。

古い下着は使い続けても問題ない?

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--古くなった下着を使い続けるのはNGでしょうか?

尾花さん:古くなった下着を使い続けるのは、おすすめできません。下着本来の補整力が発揮されないだけでなく、肌を傷つけてしまう危険性があるからです。

例えば、ワイヤーが歪んだブラジャーを着け続けると、ワイヤーが脇に刺さったり、アンダーに食い込んで痛くなってしまったりするリスクがあります。お肌に擦れて黒ずみの原因になってしまう場合も。寿命をまっとうした下着は捨てて、新しいものに買い替えましょう!

--下着は何セットくらいを持っておくのがベストですか?

尾花さん:洗濯の洗い替えを考慮すると、2~3セットは持っておくとよいと思います。ただ、洗濯物が乾きにくい梅雨時や旅行時などを考えると、3~4セットあると安心です。

ショーツの寿命はブラジャーの半分程度なので、ブラジャー1枚に対してショーツを2枚持っておくといいでしょう。ちょうどブラジャーの寿命が終わるころに、ショーツも買い替えのタイミングになると思います。

下着は定期的に買い替えて

「まだ使えるな」とつい使い続けてしまうブラジャーやショーツ。古い下着を使い続けるデメリットもよくわかりました!「もったいない」気持ちをグッとこらえて、正しく下着を使い続けた方がいいようです。

尾花さんのお話を参考に、ご自身の下着をチェックしてみてくださいね!

今回取材したのは…

ゴールドフラッグ株式会社 販売促進部
尾花 麻帆さん

 

※記事内のイラストはイメージです。



編集:吉田穂菜美(TRILLニュース)イラスト:vaguely(Instagram / HP