「キノコのおもちゃ？」いいえ、違うんです！→“チェコのならでは”の道具、何に使うかわかりますか？

昔からある家庭用品って味があってかわいらしいですよね。「所変われば品代わる」と言いますが、今回はチェコならではの道具たちをご紹介します。

答えは…「靴下の穴を縫い塞ぐ道具」です。では、どうやってやって使うのか。

まずは下の写真のように、靴下をきのこの傘にかぶせて…。

きのこの柄の部分をもって、針をちくちくちく…。

実はこれが縫いやすいのです。今どき、靴下の穴を修理する人も少ないかもしれませんが…。ちょこんと置いておくだけでも可愛いので、道具としてだけでなくインテリアとしてもいいかもしれません。

ちなみに、チェコ人はきのこを愛する民族。チェコでは適度な気温と湿度があれば、春から秋にかけてきのこ狩りが楽しめます。1人で年間数キロ単位で採るんです。採ったきのこは、乾燥させてお料理につかいます。

だからなのか、色々なものにきのこモチーフがあります。先ほどの道具のほかにも、あるんです。

ではこれは何に使う道具でしょうか？

これはくるみ割り。かわいいですよね！

傘の部分をねじ回しの要領でクルクルまわして胡桃をわります。こんなので割れるわけがないよ、と思いつつ使ってみると。

案外いい仕事してくれます。異国感溢れる家庭用品売り場。旅行中にこんなところを散策するのもまた一興。掘り出し物を見つけてくださいね。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。

筆者：フィーチェク
チェコ人に日本の魅力を、日本へチェコの魅力を発信中。大変化を遂げたチェコの20年を見てきました。心躍るお菓子と絵本が大好き。
編集：TRILLニュース