「めっちゃ書きやすい」「役立ちます！」の声も！【書道家】がえんぴつで美文字を書くときのやってる“たった一つ”のコツとは

「字は人を表す」といった言葉があるように、字には書いた方それぞれの性格や人となりを感じられると言います。お手紙やご芳名帳など、会ったことがない方でも字がきれいだと、「真面目で几帳面」「上品で落ち着きがある」などと、前向きでいいイメージを想像する方も多いのではないでしょうか。

今回は人気動画クリエイターで書道家の東宮たくみさんの動画から、鉛筆できれいに書くポイントをご紹介します。動画のコメント欄にも、「これ小5(今中1)からしてるけどめっちゃ書きやすい。」「役立ちます！」といった声が見られましたよ。

今回は鉛筆で文字を書くときのきれいな書き方を、解説していきます。

削りたての鉛筆を特に何もせず使っている方って多いのではないでしょうか。でもきれいな文字を書く上ではそのまま使うのはあまりおすすめしません。

実は芯が尖りすぎていると、書くときに先端に力が入りすぎて、折れやすくなるんです。

削りたてで先端が尖っている場合は、文字を書く前に試し書きをするような感じで、裏紙などにくるくると線を書いてみてください。そうすると芯の先端が斜めになるので、紙に接する面積が大きくなり折れにくくなるんです。

文字の線も太く書くことができます。また漢字を書くときに大切な「トメ・ハネ・ハライ」も上手に表現することができますよ。

実際に削りたての鉛筆と、斜めにした鉛筆で文字を書き比べてみようと思います。まずは削りたてで書いた場合です。

ものすごく汚いわけではありませんが、少し角張った印象で、メリハリをあまり感じられないように思います。

では、斜めにしてから書いてみると…

先ほどよりも柔らかい印象で色の濃淡も出ていて、鉛筆で書いているにもかかわらず、筆で書いたような味がありますね。

こんな感じで芯を斜めに固定してあげると、きれいな文字を簡単に書けるようになると思います。ぜひやってみてくださいね！

東宮たくみ
1982年生まれ。書道家。東京で書道教室を開いています。
Born in 1982.Japanese Calligrapher.I am running a Japanese calligraphy classroom in Tokyo.

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。