「何に見える？」あなたが“ルーズになりがちなこと”がわかる心理テスト

2023.7.13

完璧な人間はいません。誰でも「少しくらいまぁいっか」という、適度なゆとりを持って日々生活していることでしょう。ですが、しっかりやりたいところは人それぞれ違うため、自分とは違うルーズさを持った人が目に付きやすかったりします。自分が何にルーズになりやすいか知っておくことが円滑な人間関係の秘訣かもしれません。あなたがルーズになりがちなことを心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ドーナツ

2.浮き輪

3.射的の的

4.タイヤ

1.ドーナツに見えた人は「時間」

図形がドーナツに見えた人がルーズになりがちなことは、時間かもしれません。時間に対する意識が希薄で、約束の時間に遅れたり、締め切りを守れなかったりすることもしばしばなのではないでしょうか。

このタイプの人は、他人の懐に入るのが上手く、甘え上手な人かもしれません。遅刻の多さなど日々のちょっとした失敗は、愛らしいキャラクターでカバーしているのではないでしょうか。別のところで見せている能力の高さや努力がそれを支えているのかもしれません。

甘え上手なキャラクターはあなたの強みでしょう。とは言え、時間のルーズさも程度によるため、信頼に直結する本当に大切な約束や締め切りは守れるよう工夫が必要になりそうです。周囲のサポートや、余裕を持ったスケジューリングが鍵になるのではないでしょうか。

2.浮き輪に見えた人は「人間関係」

図形が浮き輪に見えた人がルーズになりがちなことは、人間関係かもしれません。あちこちによい顔をしようとして違うことを言ったり、約束を忘れてダブルブッキングしてしまったことも一度や二度ではないのではないでしょうか。

このタイプの人は、他人によく見られたい気持ちが強い人かもしれません。そのため、その場その場で調子のよいことを言ってしまい、結果として誠実な人付き合いが難しくなるのではないでしょうか。先を見通す想像力がやや乏しい面もあるのかもしれません。

あなたに大切なのは、人によく見られたいという気持ちの根底にある、さみしさを埋めることかもしれません。そのための近道は、大勢の人気者になることではなく、誰かと丁寧に親密な関係を築くことなのではないでしょうか。

3.射的の的に見えた人は「お金」

図形が射的の的に見えた人がルーズになりがちなことは、お金かもしれません。お金に対してはおおざっぱで、浪費癖があり貯金がなかなかできないのではないでしょうか。借りたお金を返していないといったこともあるかもしれません。

このタイプの人は、よく言えばおおらかで豪胆、悪く言えば刹那的でややだらしない人かもしれません。人のルーズさも大目に見られるのですが、「こちらも気にしないのだから、細かいことを言わないで」と相手に自分と同じ感覚を押し付けがちなのではないでしょうか。

お金は、ルーズになりがちな要素の中でも気にする人が多く、せっかく築いた人間関係の破綻にもつながりやすいものです。相手のお金に対する価値観が自分と似ているのか、違うのかはよく確認したうえで人付き合いを進めることが大切でしょう。

4.タイヤに見えた人は「特にない」

図形がタイヤに見えた人がルーズになりがちなことは、特にないかもしれません。時間やお金、人間関係といったことには普段から節度を持って、気にしながら生活を送っているのではないでしょうか。

このタイプの人は、比較的きっちりとした性格で、自制心も高い人かもしれません。自分に厳しいところもあるため、ルーズになりがちな部分はきちんと自覚しており、意識して気を付けているのではないでしょうか。

他人のルーズな一面は人一倍気になるかもしれません。節制の得意なあなたが楽に生きていくためには、自分とよく似たパートナーを見付けることや、たまには目をつぶる寛大さを身に付けることが大切になるかもしれません。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！
編集：TRILLニュース