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「日焼け止め、つけすぎてない?」意外と知らない“NG”な塗り方って?《元・美容部員が解説》

  • 2023.5.4

桜が散って、暖かい日が増えてくると、そろそろ紫外線が強くなってくる季節です。しっかりと日焼け対策をしたい気持ちはあるけど、家を出る前に日焼け止めを塗ってるから大丈夫!と、なんとなくで済ませてしまっている方も多いのではないでしょうか。

日焼けを防ぐためには、日ごろのちょっとした心がけが何より大切。ということで、今回は元美容部員時代に習った、意外と知っているようで知らない、日焼け止めの基本アレコレをまとめてみました!

日焼け止めのNGな塗り方は…

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出典:KaryB/Shutterstock.com

まずは日焼け止めを塗るときに、気をつけたいことをおさらいしましょう。

1.スキンケア前に塗る

日焼け止めは、ウォータープルーフ仕様のものが多くありますが、肌が乾燥していると崩れやすさに繋がります。肌をしっかりと保湿してから塗ることが意外と大切なポイント。日焼け止めののびが悪いときも、保湿が足りてない場合が多いので、アイテム本来の日焼け防止効果を得るためにも、保湿には気をつけてくださいね。

2.手のひらにのばしてから塗る

両手に日焼け止めを出して塗っている方、多いのではないかと筆者は思っています。実は先にのばしてから塗ると、塗りムラや塗り残しの原因になる恐れが…。特に顔に塗るときは、1ヵ所から全体ではなく、5〜7点にわけて置いてから、のばすようにするといいですよ。

3.少量を薄く伸ばして塗る

ベタつきやもったいないという気持ちから、使う量を減らして塗るのもNG。薄くのばして使っていると、自分が欲しい日焼け止め効果を発揮できていない可能性が高くなります。
肌への負担や塗りムラをなくすためにも、メーカー推奨の量をしっかり塗ることが大切です。

日焼け止めの塗り方をおさらい

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出典:Africa Studio/Shutterstock.com

日焼け止めを塗るのは、外出の15〜30分前がベター。

量が少なすぎると十分に効果が発揮されないので、適量をムラなく塗るように気をつけてください。アイテムによって適量は異なるので、容器に書いてある量を確認してくださいね。

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出典:InspirationART/Shutterstock.com

顔に塗るときは、化粧下地やファンデーションと同じように、点置きして指の腹で優しくしっかりのばしてください。首に塗る時も同様に、意外と耳や耳後ろも焼けていることがあるので、塗り忘れないようにチェック!腕や脚など体に塗るときは、容器から直接ピーッと線を描くように肌にのせて、まんべんなく手のひらでのばしてください。

塗り直しはどのタイミング?

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出典:verona studio/Shutterstock.com

さて家を出る前にしっかり日焼け止めを塗ったはいいけれど、家に帰ってみたら少し焼けた…?なんて、感じたことはありませんか?

日焼け止めは一回塗ればOKということはなく、メイク直しをするように、塗り直しが必要なアイテムです。汗をかいてタオルで拭いたり、バッグの持ち手で擦れたり…。日焼けをしっかり防止するなら、2〜3時間(目安)おきに、塗り直すのがおすすめです。

年々気温も高くなり、ちょっと外に出ただけでも太陽の熱をジリジリと感じる日も多くなってきています。今一度日焼け止めの塗り方をおさらいして、今年は日焼けのお悩みから解放されてくださいね。



筆者:北山礼奈
女性系メディアやプラットフォームを中心に活躍するエディター兼ライター。ファッション・ビューティ分野を中心に様々なコンテンツを編集および執筆している。女性メディアのライター、美容部員、エスティシャンを経てフリーに。趣味はSNSでの美容情報収集、スタバ通い、韓国ドラマ鑑賞。
撮影・ 編集:TRILLニュース

※記事内の画像はイメージです