Excelの上達は仕事効率化にもつながるので、多くのビジネスパーソンが日々Excelの知識を身につけていると思います。そこで今回は、ショートカットキーのように関数を駆使することで簡単にふりがなを振る方法をご紹介したいと思います!
「=PHONETIC()」はフォネティック関数のこと
関数というと計算式をイメージする方がほとんどだと思いますが、フォネティック関数を使えば入力したテキストデータの読みをふりがなとして表示させることができます。この関数を使えば、ふりがなを追加で入力する必要がありません。
フォネティック関数を使ってふりがなを振る方法
フォネティック関数の数式は「=PHONETIC(文字列)」と入力します。直接手動で入力してもいいですし、関数の挿入から選択してもいいでしょう。
[一瞬でふりがなを振る方法]
1.ふりがなを振りたいセルを選択
2.数式タブから「関数の挿入」をクリック
3.「PHONETIC」を選択
4.参照欄にはふりがなの元となるセルを指定
5.完成
ふりがなを振りたいセルに直接「=PHONETIC(文字列)」と入力しても大丈夫です。
そして、ひらがなからカタカナに変更したい場合は、ホームタブの「ふりがなの表示」の横にある「▼」から「設定」にいって、種類をカタカナにすればOKです。
後からふりがなを変更できる
ちなみにフォネティック関数で表示されたふりがなは便宜上「ふりがな」としていますが、漢字を入力する際に打ち込んだキーが表示されます。そのため思いどおりにふりがなが表示されるとは限りません。
ですが、ふりがなを編集することができるので安心してください。
[ふりがなを編集する方法]
1.編集したいセルを選択(ふりがなの元になっている漢字のほうを選択)
2.ホームタブの「ふりがなの表示」の横にある「▼」から「ふりがなを編集」をクリック
3.読みを修正
関数を駆使してExcelをもっと便利に使おう
仕事効率化というとショートカットキーが思い浮かびますが、今回は関数を使用したふりがな表示方法をご紹介しました。知る人ぞ知るテクニックなので、ぜひこの機会に周りの方に教えてあげてみてはいかがでしょうか。
ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
編集:TRILLニュース